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作品詳細

  • 錆びたペンダント

    (原題:The Stained Pendant)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

バーテンの英次は、クラブ「サイセリア」のマダム美江に見込まれて、そこで働くことになった。一流で名の通っている「サイセリア」も裏に回れば複雑な事情をかかえていた。すぐに英次は、密輸の洋酒が多いこと、美江のパトロンが郷原商事の社長であること、また、美江の別れた夫加賀が何かの秘密を握って美江を脅迫していることなどを知った。しかし、彼が最も驚いたのは、一年前に上高地で知り合った圭子が、エレクトーン奏者として働いていたことで、加賀と圭子は兄妹だということだった。再会してからの二人は、以前にも増して親しくつき合うようになった。英次が外国の高山を征服したい、と希望を打ち明けると、圭子は、いつか世界的なピアニストになりたい、という夢を語るのだった。だが突然、英次は密輪の張本人として逮捕されてしまった。それから二年後、出所した英次は、自分を無実の罪に陥入れた者を突きとめるべく「サイセリア」に姿を現わした。だが美江は死に、圭子は行方知れずで郷原と加賀が羽振りをきかせていた。そんな中で、英次は郷原が密輸の元締で、加賀が郷原に取り入っていたことを探り出した。そして、圭子に異常なまでの愛情を示していた加賀をしぼり上げると、加賀は圭子とは本当の兄妹ではなく、郷原が密輸の件を表沙汰にしようとした美江を殺し、その現場を見た加賀が郷原を脅して、自分が圭子と親しい英次に嫉妬していたことから、英次を刑務所に送ったことを白状した。郷原は加賀がすべてを英次にぶちまけたと知ると、冷酷にも加賀を殺してしまった。英次はなんなく郷原を警察に引き渡すことが出来たが、心は晴れなかった。圭子の居所が分らなかったからだ。やがて、圭子が横浜の場末のバーでピアノを弾いていることが分った。だが英次は、加賀が死に際に、圭子を愛している、と言った言葉を思い出すと、すぐに会う気持ちにはなれず、英次は万感の思いを一通の手紙に託すのだった。「君を愛していると言った兄さんの言葉はしばらくは僕たちの間から消えない。だから僕はしばらくの別れを君に告げようと思う……」。



■解説

「七人の野獣」のコンビ山崎巌と江崎実生が共同でシナリオを執筆し、江崎実生が監督したムード・アクションもの。撮影は「花を喰う蟲」の安藤庄平。

  • 1967年9月14日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1967)

■スタッフ

監督 江崎実生 (エザキミオ)
脚本 山崎巌 (ヤマザキガン) 江崎実生 (エザキミオ)
企画 浅田健三 (アサダケンゾウ)
撮影 安藤庄平 (アンドウショウヘイ)
美術 坂口武玄
音楽 山本直純 (ヤマモトナオズミ)
録音 沼倉範夫 (ヌマクラノリオ)
照明 藤林甲 (フジバヤシコウ)
編集 鈴木晄 (スズキアキラ)
スチル 荻野昇

■キャスト

俳優名 役名
渡哲也 (Tetsuya Watari)  志野英次
山本陽子 (ヤマモトヨウコ)  加賀圭子
木村功 (キムライサオ)  加賀
真理明美 (マリアケミ)  美江
河津清三郎 (カワヅセイザブロウ)  郷原
葉山良二 (ハヤマリョウジ)  石井刑事
橘和子 (タチバナカズコ)  和枝
武藤章生 (ムトウショウセイ)  井手
清水将夫 (シミズマサオ)  志野順造
杉山弘 (スギヤマヒロシ)  志野孝一
椎名伸枝   孝一の妻
矢崎裕之 (ヤザキヒロユキ)  志野茂
浜川智子 (ハマカワトモコ)  ユカ
中庸子 (ナカヨウコ)  ナオミ
糸賀靖雄   相原
黒木佑   中山
郷英治 (ゴウエイジ)  町田
木島一郎 (キジマイチロウ) 
中平哲仟 (ナカヒラテッセン)  郷原の子分A
溝口拳 (ミゾグチケン)  郷原の子分B
岩手征四郎 (イワテセイシロウ)  郷原の子分C
水川国也   郷原の子分D
矢藤昌宏   郷原の子分E
八代康二 (ヤシロコウジ)  酔客
織田俊彦 (オダトシヒコ)  エレクトーン弾き
長弘 (チョウヒロシ)  倉庫の男
水城英子   自動車会社BG
玉井謙介 (タマイケンスケ)  村役場受付
森みどり (モリミドリ)  街のホステス
榎木兵衛 (Hyoe Enoki)  あかねのバーテン

愛がなんだ









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