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作品詳細

  • 喜劇 大風呂敷

    (原題:The Free Island)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

砲弾飛びかうべトナムの戦場に、いままで第二次大戦の終結を知らなかったという大野馬六が現われ、米兵をあきれさせた。馬六はそこにいた日本人工作隊員で大工の吉三の娘友子を、博奕のカタに押しつけられたが、淡路島にいるかつての恋人秋代を思い出して、急ぎ日本に帰った。馬六は友人の牛松、母親のコマに迎えられて故郷の土を踏んだ。しかし、秋代は島一の醸造元島野健一と結婚していた。島野は淡路島を君主国家にしようという独立運動を起している真っ最中だった。落胆した馬六は、金を貯めて秋代の住む淡路島を買うという、途方もない志を抱いて上京した。銀座に出た馬六はボロ儲けの職さがし中、オンリーのあけみのマンションで馬賊仲間のバクダンこと松田と会った。早速、馬六はナイトクラブを経営するバクダンから洋酒の空ビンを譲り受け、ニセ物の中味の入った洋酒を高く売り捌いた。次に始めたのが、米人トムソンの話から、米軍が日本占領時代に隠した火薬を秩父の山奥で探し出すことだったが、これは失敗した。そのためニセ洋酒で儲けた金を使ってしまった馬六だったが、たまたま帰国していた吉三の大工仕事を手伝うことになった。ちょうど吉三は昭和製薬の社宅造成の大仕事を青井建設に横取りされて弱っていたところで、馬六が昭和製薬の会長の別荘を台風から守って社宅造成を任されることになると馬六を自分の二代目にした。馬六は持前の積極性を生かして、たちまち大馬住宅カンパニィという看板を掲げたビルを建てるほどになった。半年ほど経たある日、コマ危篤の電報を受けた馬六は淡路島に帰った。島野はすっかり落ちぶれて醸造会社は人手に渡り、秋代も苦労していた。それを見た馬六は、買えるだけの土地を買って秋代と島野の二人にプレゼントすると、再び砲弾の雨降るベトナムの戦場の中に帰っていった。



■解説

「二人の銀座」の才賀明がシナリオを執筆し、「赤いグラス」の中平康が監督したコメディ。撮影は「陽のあたる坂道(1967)」の高村倉太郎。

  • 1967年9月14日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1967)

■スタッフ

監督 中平康 (Ko Nakahira)
脚本 才賀明 (サイガアキラ)
企画 横山弥太郎 (ヨコヤマヤタロウ)
撮影 高村倉太郎 (タカムラクラタロウ)
美術 坂口武玄
音楽 山本直純 (ヤマモトナオズミ)
録音 片桐登司美 (カタギリトシミ)
照明 河野愛三 (コウノアイゾウ)
編集 辻井正則 (ツジイマサノリ)
スチール 浅石靖

■キャスト

俳優名 役名
藤田まこと (Makoto Fujita)  大野馬六
田中邦衛 (Kunie Tanaka)  松田平吉
左とん平 (ヒダリトンペイ)  安太郎
芦川いづみ (アシカワイヅミ)  島野秋代
木の実ナナ (Nana_Kinomi)  今井友子
花澤徳衛 (ハナザワトクエ)  今井吉三
久里千春 (クリチハル)  あけみ
荒井注 (アライチュウ)  荒井
高木ブー (タカギブー)  高木
加藤茶 (カトウチャ)  加藤
谷村昌彦 (タニムラマサヒコ)  牛松
ミヤコ蝶々 (ミヤコチョウチョウ)  大野コマ
五代目三遊亭圓楽 (Sanyutei Enraku)  島野健吉
ロベルト・バルボン   トムソン
小松政夫 (コマツマサオ)  関口社長
内田朝雄 (Asao Uchida)  関口健造
加乃みちる (カノミチル)  関口夫人
水城英子   ハル
河野弘 (コウノヒロシ)  河野
北出桂子 (キタイデケイコ)  八重子
柳亭小痴楽 (リュウテイコチラク) 
桂歌丸 (カツラウタマル)  留吉
西原泰江 (ニシハラヤスエ)  馬六の女秘書
高橋明 (タカハシアキラ)  ベトナム側隊長
瀬山孝司   ベトナム側副官
山之辺潤一 (ヤマノベジュンイチ)  ビル工事の現場主任
山岡正義 (ヤマオカマサヨシ)  職人
沢美鶴 (サワミツル)  河野の子分A
式田賢一 (シキダケンイチ)  河野の子分B
森進一 (モリシンイチ)  歌手

愛がなんだ









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