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作品詳細

  • 悪童

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

榊省吾は十八歳の予備校学生である。京都の榊医院の院長英輔の長男で何不自由のない生活を送っているが、院長の後継として医者になるため、一流大学に入らなければならない宿命を負っていた。しかし彼はこの無味乾燥の生活を素直に肯定し、猛勉強する決意を持っていた。そのような強い決意にも拘らず、突如として勉学に没頭できない瞬間が襲ってきて、省吾はえたいの知れぬ不安と自己嫌悪にさいなまれた。河西睦子という女性が彼の心に迫ってくるのは、きまってこういう時であった。−−省吾が高校生の頃、謎の微笑をたたえた睦子が、偶然にしてはあまりに正確にたびたび彼の前に現れた。ある日、省吾は意を決して睦子に話しかけたが、彼女は不思議な微笑で答えるだけだった。−−そして二度目、今度は睦子が省吾を誘い、二人は石山寺から宇治へと清らかな空気の中を散策した。その夜、省吾は童貞を失った。当然のこと省吾は、その柔らかく美しい、そして魔性の情熱を秘めた彼女の肉体の虜になった。しかし何故か二度目からの約束には、睦子は現れなかった。省吾は、悲しみを忘れようと努力するが、努力すればする程かえって、睦子のィメージは狂おしく省吾の心をせめたてた。そんな省吾を見て友人の弓削が睦子を探し出してくれた。睦子のアパートで再び彼女の肉体に酔う省吾は有頂点だったが、時々睦子にかかってくる男の電話に純粋な気持を傷つけられた。ある日、その電話に我慢しきれなくなった省吾は睦子を尾行した。睦子が一人で入っていったホテルから、彼女と並んででてくる男。男は父英輔だった。夜の街で浴びる種酒を飲んだ省吾は、ガール・フレンドかおるをかばって、不良少年と大喧嘩し傷つけてしまった。父の力で省吾は釈放されたが、迎える父の手をふりきり一人になった省吾は、その一歩一歩に青春の苦い思い出を捨て去るようにあるいた。省吾は、この時から始めてたくましい男になったのだった。



■解説

「女犯破戒」の下飯坂菊馬、「あばずれ」の渡辺祐介が共同でシナリオを執筆、渡辺祐介が監督した青春もの。撮影は「花と竜 洞海湾の決闘」の古谷伸。

  • 1966年6月12日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1966)

■スタッフ

監督 渡辺祐介 (ワタナベユウスケ)
脚本 下飯坂菊馬 (シモイイザカキクマ) 渡辺祐介 (ワタナベユウスケ)
企画 岡田茂 (Shigeru Okada) 小倉浩一郎 (オグラコウイチロウ)
撮影 古谷伸 (Osami Furuya)
美術 富田治郎
音楽 渡辺宙明 (ワタナベチュウメイ)
録音 東城絹児郎 (トウジョウケンジロウ)
照明 北口光三郎
編集 神田忠男 (カンダタダオ)
スチル 深野隆

■キャスト

俳優名 役名
清水宏次   榊省吾
河津清三郎 (カワヅセイザブロウ)  榊英輔
荒木雅子 (アラキマサコ)  榊あや
稲野和子 (イナノカズコ)  河西睦子
緑魔子 (Midori Mako)  羽鳥さくら
小沢昭一 (Shoichi Ozawa)  弓削道典
浪花千栄子 (ナニワチエコ)  羽鳥梅子
石橋蓮司 (Renji Ishibashi)  影山
大橋洋一 (オオハシヨウイチ)  三宅
佐藤蛾次郎 (サトウガジロウ) 
川村ナナ子 (カワムラナナコ)  小玉あけみ
桜京美 (サクラキョウミ)  太田やす
細野明子 (ホソノアキコ)  西本陽子
佐藤綾子   所千代
入江幸江 (イリエサチエ)  小舟
波千鶴 (ナミチヅル)  富士子
那須伸太朗 (ナスシンタロウ)  中尾
源八郎   吉村
蓑和田良太 (ミノワダ) 
五十嵐義弘 (イガラシヨシヒロ)  片岡
潮健児 (ウシオケンジ)  山本
岡田千代 (オカダチヨ)  文子
江木健二 (エギケンジ)  語学の教師
小島恵子 (コジマケイコ)  「ダダ」のウェイトレス
高橋漣   幻覚の女
大沢弘文 (オオサワヒロフミ)  高校サッカー部員A
矢部義明 (ヤベヨシアキ)  高校サッカー部員B
藤沢徹夫 (フジサワテツオ)  高校サッカー部員C
須賀良 (スガリョウ)  サブ
島米八 (シマヨネハチ)  オバQ
汐路章 (Akira Shioji)  所轄署取調官
寺内文夫 (テラウチフミオ)  警官

愛がなんだ









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