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作品詳細

  • 丹下左膳 飛燕居合斬り

    (原題:The Secret of the Urn)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

時は将軍吉宗の世。側近の怪人物愚楽老人が権謀術数の限りを尽していた。相馬藩士丹下左馬之介は命によって親友の隠密神島小十郎を斬ったが、自分も藩の隠密に教われ、相愛の萩乃を残したまま行方を断った。ある日、日光東照宮改修の命が小藩の柳生藩に下った。柳生藩を潰そうとする愚楽の奸計だった。藩主対馬守は家宝こけ猿の壷に隠されている黄金百万両で工事を行なおうとした。壷は対馬守の弟源三郎に守られて国許から江戸に向ったが、愚楽は蒲生泰軒に命じて一行を襲わせた。壷の秘密を知った盗賊お藤と与吉も乱闘に加わったが、壷は乞食ちょび安の手に渡った。そこに現われたのが隻眼隻手の丹下左膳、実は左馬之介の生れ変った姿だった。左膳は隠密を斬り壷をもって、お藤、与吉と共に消えた。愚楽が対馬守に、五日後の寛永寺大茶会に壷を持参するよう命じていたので、源三郎は左膳を探して歩いた。盗賊寺にいる左膳は愚楽におびき寄せられたと見せかけ、ニセの壷を百両で売った。萩乃が寺に現われると左膳は人違いだと追い帰してしまった。左膳はすっかり世をすねていたのだ。だが萩乃を愛している左膳をお藤は嫉妬して、壷をもって愚楽屋敷に走った。左膳は追いかけたが、与吉とお藤を人質にされ、危い所を源三郎に助けられた。左膳は源三郎のために一肌ぬぐ気になった。やがて五日後の大茶会の日、寛永寺に現われた左膳は、お藤と与吉に助けられながら愛刀濡れ燕で折りまくった。そして五重塔の上から大音声で真相を暴露した。それを聞いた大岡越前守は、左膳が江戸を去れば、盗賊お藤と与吉を許そうと呼びかけた。愚楽は失脚、柳生藩は安泰、萩乃は源三郎にひきとられ、泰軒を折った左膳は、今は心おきなく、さわやかな秋風にふかれながら、江戸を去っていくのだった。



■解説

林不忘の原作を「花と竜(1965)」の田坂啓と「五匹の紳士」の五社英雄が共同で脚色し、五社英雄が監督した異色剣豪もの。撮影は「のれん一代 女侠」の吉田貞次。

  • 1966年5月21日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1966)

■スタッフ

監督 五社英雄 (Hideo Gosha)
脚本 田坂啓 (タサカケイ) 五社英雄 (Hideo Gosha)
原作 林不忘
企画 小川三喜雄 (オガワミキオ) 松平乗道 (マツダイラノリミチ)
撮影 吉田貞次 (ヨシダサダジ)
美術 塚本隆治 (ツカモトリュウジ)
音楽 津島利章 (ツシマトシアキ)
録音 渡部芳丈
照明 中山治雄 (ナカヤマハルオ)
編集 堀池幸三
スチール 諸角義雄 (モロヅミヨシオ)

■キャスト

俳優名 役名
萬屋錦之介 (Kinnosuke Yorozuya)  丹下左膳
木村功 (キムライサオ)  柳生源三郎
淡路恵子 (Awaji Keiko)  お藤
入江若葉 (イリエワカバ)  萩乃
藤岡琢也 (フジオカタクヤ)  与吉
金子吉延 (カネコヨシノブ)  ちょび安
河津清三郎 (カワヅセイザブロウ)  愚楽老人
天津敏 (アマツビン)  蒲生泰軒
穂高稔 (ホダカミノル)  徳川吉宗
中村錦司 (ナカムラキンジ)  田丸主水正
尾形伸之介 (オガタシンノスケ)  高大之進
波多野博 (ハタノヒロシ)  寺門久馬
春日ひろむ (カスガヒロム)  重松
国一太郎 (クニイチタロウ)  鬼島
福本清三 (Seizo Fukumoto)  大垣
織本順吉 (Junkichi Orimoto)  尾関出雲
江木健二 (エギケンジ)  神島小十郎
川路充   保泉市蔵
人見きよし (ヒトミキヨシ)  ドロ亀
横山アウト (ヨコヤマアウト)  ガラ熊
春路謙作   一風斉
佐藤京一 (サトウキョウイチ)  風間一角
平参平 (タイラサンペイ)  若旦那
脇中昭夫 (ワキナカアキオ)  隠密一
宍戸大全 (シシドダイゼン)  隠密二
木谷邦臣   隠密三
松下次郎 (マツシタジロウ)  三吉
香月涼二   柳生藩士一
五十嵐義弘 (イガラシヨシヒロ)  柳生藩士二
富永佳代子 (トミナガカヨコ)  夜鷹一
松本すみ江 (マツモトスミエ)  夜鷹二
牧淳子 (マキジュンコ)  夜鷹三
疋田圀男   柳生家先供
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba)  柳生対馬守
大友柳太朗 (オオトモリュウタロウ)  大岡越前守

愛がなんだ









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