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作品詳細

  • 悪名桜

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

大阪周辺の繁華街でやきとり屋になっていた朝吉と清次は暴力団に襲われた新聞記者を助けて一躍街の英雄にされたが、朝吉を刺しにきた愚連隊の少年猛は、逆に朝吉に捕まってーやきとり屋を手伝わされることになった。また、八尾からやってきた幼馴染の菊枝は、朝吉の父の死水をとってきたといい、その遺言で女房にしてほしいと居坐ってしまった。悪名の報いで父の墓参さえ許されぬ朝吉だけに、猛をまともにしてやりたく、その親沢村亀之助をたずねた。ところが、朝吉らの家主であり界隈の大地主でもある沢村は、妻房枝と共に体面ばかりを重んじて、朝吉の意をくまぬばかりか、息子猛がやきとり屋にいることを嫌い、なじみのやくざ大鯛組に取戻し方を頼んだ。朝吉は意地でも猛を真人間に叩きあげる決意をした。だが、ある日大鯛組が大挙してやきとり屋になぐり込み、朝吉や清次の奪戦も空しく、家はこわされ猛は脱走してしまった。そんな折も折、清次は菊枝が妊娠しているのを知り、朝吉の子だと誤解し、愛相をつかして去っていった。しかし、菊枝はいきずりの男にだまされて子をはらんでいたのだ。そんなこととは知らぬ清次は、出かけの駄賃にと、大鯛組の後藤をおどし、二十万円を捲きあげて朝吉の家へ投げこんだ。また猛は大鯛組のやくざと争って一人を傷つけ、ABCクラブへ駆けこんだ。ABCクラブの組長乾は猛をダシに沢村と手を握り、界隈に娯楽センターを作り、その共同経営をすすめた。やがて大鯛組、ABCクラブ、沢村、それに朝吉とそれぞれの思惑が入乱れ、虚々実実のかけ引きが展開された。そんなある目、ABC幹部におだてられだ猛は、大鯛組の幹部後藤を射殺し、朝吉の家へとびこんできた。朝吉は誤解をとき、舞いもどってきた清次同道で猛を自首させることにしたが、途中猛はABC組員に射殺された。憤懣やるかたない朝吉は、菊枝を八尾に送りかえすと、清次とともに、ABCクラブ、次いで大鯛組となぐりこみ完膚なきまでに二つの組をたたきのめし、旅にでていった。それから数日、朝吉と清次のもとに、菊枝から三つ児が生れたという、明るい知せが届いた。



■解説

今東光の原作を「悪名無敵」の依田義賢が脚色、コンビの田中徳三が監督した“悪名”シリーズ第十三作目。撮影もコンビの宮川一夫。

  • 1966年3月12日 より

  • 配給:大映
  • 製作国:日本(1966)

■スタッフ

監督 田中徳三 (Tokuzo Tanaka)
脚色 依田義賢 (ヨダヨシカタ)
原作 今東光 (コントウコウ)
企画 財前定生
撮影 宮川一夫 (Kazuo Miyagawa)
美術 西岡善信 (ニシオカヨシノブ)
音楽 鏑木創
録音 大角正夫 (オオスミマサオ)
照明 中岡源権 (ナカオカゲンコン)
編集 菅沼完二 (スガヌマカンジ)
スチル 藤岡輝夫

■キャスト

俳優名 役名
勝新太郎 (Shintaro Katsu)  朝吉
田宮二郎 (Jiro Tamiya)  清次
市原悦子 (Ichihara Etsuko)  菊枝
須賀不二男 (スガフジオ須賀不二夫)  後藤
藤岡琢也 (フジオカタクヤ) 
守田学 (モリタマナブ) 
沢村貞子 (サワムラサダコ)  房枝
多々良純 (タタラジュン)  沢村亀之助
酒井修 (サカイオサム) 
高杉玄 (タカスギ)  大隅
鎗田順吉  
南条新太郎 (ナンジョウシンタロウ)  お咲の亭主
堀北幸夫 (ホリキタユキオ) 
浜田雄史   新聞記者
西岡弘善 (ニシオカヒロヨシ) 
北野拓也 (キタノタクヤ) 

愛がなんだ









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