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作品詳細

  • 馬鹿と鋏

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

手形詐欺で刑務所に入っていたペテン師小平は、代議士大松原とつながりのある暴力団野崎組の親分の恩赦釈放に便乗して刑務所をでた。明治生まれの五十五歳になる小平も、こんどというこんどは、この道から足をあらい、手形詐欺でつくった五百万円を元手に、親娘水入らずのかたぎの生活を楽しもうとしていた。ところが、五百万を預けておいたバーのマダム英子は金をつかいこみ、小平の弱味につけこんで、逆に小平を脅迫する始末。窮した小平は、また昔の仲間船田喜介、佐賀三郎と組んでペテン師に逆もどりした。まず英子が、高速道路建設のために立のきを迫られているのに目をつけ、三人の見事なチームワークで英子をだまし、数百万の保証金をまきあげた。これに気をよくした小平は、こんどは五百八十万もの貯金をためこんでいる風俗娘幸江を得意の舌先三寸でまるめこみ、偽手形と交換に大金をまんまとまきあげ、そのままドロンをきめこんでしまった。調子ずいた三人は今度は数億に近いネタを探しだしてきた。羽田に代る新空港が霞ケ浦に出来るという情報をいち早くキャッチして、インチキの土地を売りさばき、数億の金を一気に手にいれようというのだ。三人のチームワークよろしく、この計画もまんまと成功した。有頂天の三人、だが、そんなところに代議士のお使いと称して野崎親分が乗りこんできた。すっかり弱味をにぎられている小平は、いままで苦心してかき集めた金を、全部野崎親分にまきあげられてしまった。そしてまた、その野崎親分の金を受けとるのは代議士大松原剛平であった。数々の詐欺事件が発覚し、護送車で送られていく小平らをしり目に、大松原は「馬鹿と鋏は使いようさ」とうそぶいた。



■解説

「海の若大将」の田波靖男がシナリオを執筆、「国際秘密警察 鍵の鍵」の谷口千吉が監督した喜劇。撮影は、「血と砂」の西垣六郎。

  • 1965年12月5日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1965)

■スタッフ

監督 谷口千吉 (タニグチセンキチ)
脚本 田波靖男 (タナミヤスオ)
製作 藤本真澄 (Sanezumi Fujimoto) 見山知弘
撮影 西垣六郎 (ニシガキロクロウ)
美術 阿久根巖 (アクネイワオ)
音楽 三保敬太郎 (ミホケイタロウ)
録音 吉沢昭一 (ヨシザワショウイチ)
照明 平野清久 (ヒラノキヨヒサ)
編集 黒岩義民
スチール 岩井隆志

■キャスト

俳優名 役名
伴淳三郎 (バンジュンザブロウ)  大森小平
小沢昭一 (Shoichi Ozawa)  船田喜介
高島忠夫 (Tadao Takashima)  佐賀三郎
田村奈巳 (Nami Tamura)  咲子
中北千枝子 (ナカキタチエコ)  松江
池内淳子 (Ikeuchi Junko)  英子
北あけみ (キタアケミ)  幸江
進藤英太郎 (シンドウエイタロウ)  大松原剛平
有島一郎 (アリシマイチロウ)  刑務所長
児玉清 (Kiyoshi Kodama)  若林
佐田豊 (サダユタカ)  ビルの管理人
伊藤久哉 (イトウヒサヤ)  山川
深井聰子 (フカイサトコ)  ホステスA
水の也清美 (ミズノヤキヨミ)  仲居
稲野和子 (イナノカズコ)  秀花
小杉義男 (コスギヨシオ)  本多
十朱久雄 (Hisao Toake) 
田崎潤 (Jun Tazaki)  野崎親分
清水元 (シミズゲン)  社長
一の宮あつ子 (イチノミヤアツコ)  女将
平田昭彦 (ヒラタアキヒコ)  支店長

愛がなんだ









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