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作品詳細

  • 悪名幟

    (原題:Two Notorious Men Strike Again)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

大阪へ舞い戻った朝吉は“悪名”の足を洗う決心で、清次との別れの宴を“びっくり鍋”という小料理屋で開いた。宴も終り朝吉は、あり金をはたいて清次の旅費として与え、宴の払いは“びっくり鍋”で働いて払うと申しでた。これに同情した、店で働くお米は、稼がせてやろうと朝吉を女ばかりの賭場へ案内した。ここで朝吉は町工場の女社長・お政を相手に百万以上の大金を勝ちとった。窮したお政は、小切手を乱発した。だがこれを使えば小切手は不渡りになり工場はつぶれてしまう。これを知った朝吉は、胴元・遠藤に取りたての延期を頼んだ。しかし遠藤はこれを拒否した。困りはてた朝吉は賭場の元締・春田正太郎という、この土地の親分に話を持ちこんだ。ところが意外にもこの親分というのが“びっくり鍋”のおやじでお米の父であった。清次を送りだした朝吉は翌朝正太郎に直談判した。正太郎も一旦はどなりつけたものの朝吉の男気にほれて、小切手はそのままお政に帰された。そしてお米といい仲になった朝吉はこの土地でラーメン屋の屋台店を出した。が、これを面白く思わない遠藤は、お政をだまして、工場を抵当に借用書を書かせる一方、身内の中津組にたのんでいやがらせをはじめた。ところがこの用心棒の一人は、故郷へは帰らず、今では中津一家のいい顔になった清次であった。この関係を知った遠藤は清次を痛めつけた。一方正太郎はこんな遠藤の非道ぶりをとがめ、達藤を破門した。窮地にたった遠藤は、正太郎を殺し、お政の息子健太郎を誘拐して朝吉を脅迫した。朝吉は工場の権利書と引きかえに健太郎を取り戻すと、“悪名”の血を爆発させ、かけつけた清次と共に遠藤と中津を打ちのめした。二人はまたしっかり手をにぎり合った。



■解説

今東光の原作を「悪名一番」の依田義賢が脚色「赤い手裏剣」の田中徳三が監督した“悪名”シリーズ第十作目。撮影もコンビの宮川一夫。

  • 1965年5月1日 より

  • 配給:大映
  • 製作国:日本(1965)

■スタッフ

監督 田中徳三 (Tokuzo Tanaka)
脚色 依田義賢 (ヨダヨシカタ)
原作 今東光 (コントウコウ)
企画 財前定生
撮影 宮川一夫 (Kazuo Miyagawa)
美術 内藤昭 (ナイトウアキラ)
音楽 鏑木創
録音 奥村雅弘 (オクムラマサヒロ)
照明 中岡源権 (ナカオカゲンコン)
編集 菅沼完二 (スガヌマカンジ)
スチル 西地正満

■キャスト

俳優名 役名
勝新太郎 (Shintaro Katsu)  朝吉
田宮二郎 (Jiro Tamiya)  清次
二代目水谷八重子 (Yaeko Mizutani)  お米
ミヤコ蝶々 (ミヤコチョウチョウ)  お政
佐藤慶 (Kei Sato)  遠藤
島田竜三 (シマダリュウゾウ)  中津
千波丈太郎 (センバジョウタロウ)  直治郎
毛利郁子 (モウリイクコ)  夫人甲
ミス・ワカサ   有閑マダム
内田朝雄 (Asao Uchida)  正太郎
南条新太郎 (ナンジョウシンタロウ)  村井
玉置一恵 (タマキカズエ)  幹部甲
杉山昌三九 (スギヤマショウサク)  幹部乙
堀北幸夫 (ホリキタユキオ)  幹部丙
若杉曜子 (ワカスギヨウコ)  夫人乙
杉山光宏 (スギヤマミツヒロ)  健太郎
志賀明 (シガアキラ)  信次
西岡弘善 (ニシオカヒロヨシ)  由公
勝村淳   中津の若い者
森下昌子 (モリシタマサコ)  びっくり鍋の女中

愛がなんだ









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