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作品詳細

  • 裸一貫(1964)

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

日本馬賊を父にもった源九郎は、戦死した父の念願通り、東北の牧場の立派な牧童となって成人した。母なきあと、まったくの孤児であったが、源九郎は、明るい若者であった。だが、かねて思いを寄せていた、牧童頭吾平の養女、エリカが、牧場主の息子俊太郎と、未来を約束していると聞いてから、源九郎は村の後家の加代や、飲み屋の菊代でうさばらしをしていた。ある日、突如俊太郎が帰って来た。病床の父にかわって、事業の建て直しのためであった。しかし、東京の女春江を伴っての帰郷は、エリカにとって心痛であった。俊太郎は、牧場を改築して、大ゴルフ場とスキー場の建設を提案していた。村祭りの夜、俊太郎は春江と結婚した。悲しみのエリカは、その夜、何者かに暴行されると、町を去っていった。その頃から、正体不明の三郎と名乗る男が村に入ってきた。源九郎、吾平、作造の反対も聞かず、いよいよ牧場の改築が始った。そして、金で雇われた三郎は、牧場改築に反対する人々を犠牲にしていった。源九郎は、がまんならず三郎と対決したが、ついに源九郎も牧場を追われ町に出た。町では、エリカが踊り子となって働いていた。働き場所のない源九郎は、町のボス大勝に目をつけられ、港湾労務者の人入れ稼業を手伝った。大勝に利用された源九郎は、港会との対立の中に入り、かってエリカに暴行を加えた三郎らを傷つけた。刑務所送りとなった源九郎に、純真なエリカだけが心の支えであった。刑を終えた源九郎はエリカのために必死で働いた。しかし、三郎だけは執拗に源九郎を追いまわし、「昔のケリをつけよう!」とせまった。が明日をもしれないエリカを思うと源九郎の心は、動かなかった。そして木枯しの吹く頃、エリカは若い命を断った。源九郎は、三郎との決闘を受けて、独り太平原の真只中に立ったのだった。



■解説

「島育ち」の八木美津雄と「ばりかん親分」の小林久三が共同でシナリオを執筆「結婚の設計」の八木美津雄が監督したアクションもの。撮影はコンビの平瀬静雄。

  • 1964年7月18日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1964)

■スタッフ

監督 八木美津雄
脚本 八木美津雄 小林久三
製作 小角恒雄
撮影 平瀬静雄 (ヒラセシズオ)
美術 平高主計
音楽 鏑木創
録音 中村寛 (ナカムラヒロシ)
照明 津吹正
編集 浦岡敬一 (Keiichi Uraoka)
スチール 梶本一三

■キャスト

俳優名 役名
寺島達夫 (テラシマタツオ)  源九郎
倍賞千恵子 (Baisho Chieko)  エリカ
入川保則 (イリカワヤスノリ)  俊太郎
夏川かほる (ナツカワカオル)  春江
花澤徳衛 (ハナザワトクエ)  吾平
千之赫子 (チノカクコ)  加代
北川町子 (Machiko Kitagawa)  菊代
江見しのぶ (エミシノブ)  芳子
梅野泰靖 (ウメノヤスキヨ)  三郎
小瀬朗 (オセロウ)  げじげじの辰
清水元 (シミズゲン)  大勝親分
諸角啓二郎 (モロズミケイジロウ)  鬼虎
上田吉二郎 (ウエダキチジロウ)  北海の熊
隼信吉   作造
中村是好 (ナカムラゼコウ)  藤兵衛
水木凉子 (ミズキリョウコ)  加代の母
井上正彦 (イノウエマサヒコ)  宴席の男
中田耕二 (ナカダコウジ)  飯場の男

愛がなんだ









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