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作品詳細
クレージー作戦 くたばれ! 無責任
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。鶴亀製菓では、石黒専務の発案で、長年研究してきた新しい清涼飲料水、ハッスル・コーラを発売しようとしていた早速、実験というわけで社内で一番無気力な社員田中太郎が試飲することになった。ショボクレタ表情の太郎は飲むうち、次第にポパイの如くハッスルして来た。以来、通勤バスの小暴力を追放したりの大活躍。ところが、このハッスル・コーラもある種の興奮剤が入っているため販売不許可となり、エキスを抜いた普通コーラーを造って売り出すことになった。が太郎は相変らずハッスル。課長の大沢が抜擢されて新会社の部長として就任するのを応援していた。やがて「ハッスル・コーラー販売株式会社」が設立され、スウダラ社員が顔を揃えた。メンバーはボンヤリ安川、プレイ・ボーイの石井、バクチと喧嘩好きの木塚、古典的万年社員桜田、それにエレベーター係の美奈子に熱をあげる小谷の七人。戦友同志の七人、精神一到とばかりにハッスルしたが、競争相手の飲料会社に追いこされて失敗ばかり続くしまつ。これを知った石黒専務は、経営不振の本社の経費を新会社におっかぶせて株主の眼を瞞そうと企んだ。その太郎はバスの中で知り合った大東京商事の交換手恵子を使って、交換台から社長へ「ハッスル・コーラー」を囁かせ心理作戦に出ていた。さすがにまいった畑中社長、バーハッスルで会合を受託し、まんまと販売契約を結んだ。街角で、海岸でポンポン抜かれるハッスル・コーラー。どんどん生産されてゆくコーラーの最後の一本にラベルがはられた瞬間! 専務命令で生産ストップ。五千万の株を引取れば生産を続けてもよいという過酷な条件がついていた。またまた、七人のうえに難題がふりかかって来たのだが……。
■解説
「ハワイの若大将」の田波靖男がオリジナル・シナリオを執筆、「写真記者物語 瞬間に命を賭けろ」の坪島孝が監督した喜劇。撮影は「女性自身」の遠藤精一。
1963年10月26日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1963)
■スタッフ
監督 | 坪島孝 (ツボシマタカシ) |
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脚本 | 田波靖男 (タナミヤスオ) |
製作 | 渡辺晋 安達英三郎 (アダチエイザブロウ) |
撮影 | 遠藤精一 (エンドウセイイチ) |
美術 | 小川一男 (オガワカズオ) |
音楽 | 広瀬健次郎 (Kenjiro Hirose) |
録音 | 藤縄正一 |
照明 | 大野晨一 |
編集 | 下永尚 (Hisashi Shimonaga) |
スチル | 土屋次郎 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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植木等 (Hitoshi Ueki) | 田中太郎 |
ハナ肇 (Hajime_Hana) | 大沢丑松 |
谷啓 (Kei Tani) | 小谷 |
犬塚弘 (イヌヅカヒロシ) | 木塚 |
安田伸 (ヤスダシン) | 安川 |
桜井センリ (サクライセンリ) | 桜田 |
石橋エータロー (イシバシエータロー) | 石井 |
浜美枝 (Mie Hama) | 前川恵子 |
藤山陽子 (Yoko Fujiyama) | 久保田美奈子 |
北あけみ (キタアケミ) | 河野玲子 |
淡路恵子 (Awaji Keiko) | 明子 |
山茶花究 (サザンカキュウ) | 石黒 |
清水元 (シミズゲン) | 大江山 |
佐田豊 (サダユタカ) | 倉持 |
上原謙 (ウエハラケン) | 畑中 |
中北千枝子 (ナカキタチエコ) | 静子 |
石田茂樹 (イシダシゲキ) | 総務部長 |
北川町子 (Machiko Kitagawa) | 大沢百合子 |
田武謙三 (タブケンゾウ) | 金丸 |
東野英治郎 (Eijiro Tono) | 岩下 |
堺左千夫 (サカイサチオ) | 八田 |
瓜生登代子 (ウリュウトヨコ) | 岩下の妻雪子 |
千石規子 (Noriko Sengoku) | おたね |
桜井巨郎 | マーケットの主任 |
鈴木和夫 (スズキカズオ) | よろずや伝兵衛 |
清水由記 (シミズユキ) | トルコ娘 |
広瀬正一 (ヒロセショウイチ) | わりこみ男 |