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作品詳細

  • 真赤な恋の物語

    (原題:The Scarlet Rose)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

立野三郎警部補刑事は赴任早々、すでに内偵中の密輸組織の中へ潜入することを命ぜられた。それはミナト屈指のキャバレー“ハバネラ”だった。ここでは、最近支配人の鬼頭を中心に、歌手であり、彼の情婦でもある美貌の摩紀をめぐって地下組織が暗躍しているというのだ。麻薬患者のピアノ弾きのあとに入った三郎は、うまく摩紀に接近することができたが、その情熱的な魅力に、ひきこまれていくのだった。或る日鬼頭と摩紀がたくらんだ麻薬取引の情報を知った三郎は警察に通報した。多量の麻薬は押収された。三郎の密告と知った鬼頭は、ガスライター責めのリンチで、三郎にドロをはかせ、サツの廻しものというその身を買収した。すてばちになった三郎は、摩紀との情欲の生活に陥ちこんでいった。摩紀と三郎の仲を嫉妬した鬼頭は、殺そうと迫った。ちょうどその時、鬼頭のボスでハバネラを舞台に暗黒街に君臨していた片目と呼ばれる男が高飛び先から突然帰ってきた。鬼頭の裏切行為に怒った片目は残忍な“また裂き”のリンチで殺してしまった。摩紀のとりこになった三郎は、ともすると片目に傾きかける摩紀を前にこの大者を相手どって五分の勝負を打つばかりでなく、片目の乗るモーターボートに火をかけ、消してしまうのだった。かくして三郎は警察官を辞職し“ハバネラ”の支配人となった。甘い夢を見る彼の前に人気歌手赤木健二の出現は、意外であった。若々しい肢体に魅惑された摩紀は健二との情欲におぼれた嫉妬に狂った三郎は摩紀の胸を刺した。ぐったりした摩紀を抱く三郎の背中を片目の手下の銃口が火を吐いた。打ちよせる波の中に二つの死体が洗われていった。



■解説

メリメ原作“カルメン”より翻案。「嘘(1963)」の白坂依志夫と「わたしを深く埋めて」の井上梅次が共同で脚本を執筆。井上梅次が監督したメロドラマ。撮影は「二人だけの砦」の長岡博之。

  • 1963年8月11日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1963)

■スタッフ

監督 井上梅次 (イノウエウメツグ)
脚本 白坂依志夫 (シラサカヨシオ) 井上梅次 (イノウエウメツグ)
製作 白井昌夫 (シライマサオ)
撮影 長岡博之 (ナガオカヒロユキ)
美術 熊谷正雄 (クマガイマサオ)
音楽 黛敏郎 (Toshiro Mayuzumi)
録音 平松時夫 (ヒラマツトキオ)
照明 小泉喜代司 (コイズミキヨシ)
編集 浜村義康 (ハマムラヨシヤス)
スチール 長谷川宗平 (ハセガワソウヘイ)

■キャスト

俳優名 役名
岡田茉莉子 (Mariko Okada)  藤丘摩紀
吉田輝雄 (ヨシダテルオ)  立野三郎
榊ひろみ (サカキヒロミ)  堺恵子
大木実 (オオキミノル)  片目のボス
藤木孝 (フジキタカシ)  赤木健二
根上淳 (Jun Negami)  鬼頭
諸角啓二郎 (モロズミケイジロウ)  辻村
北竹章浩 (キタタケショウジ) 
安部徹 (Tooru Abe)  山田警部
明智十三郎 (アケチジュウザブロウ)  田所刑事
山本幸栄 (ヤマモトコウエイ)  吉本刑事
沖秀一 (オキシュウイチ)  片目の部下A
長谷川竜男 (ハセガワタツオ)  片目の部下B
松原浩二 (マツバラコウジ)  トミイ堺
土紀洋児   浅井
竹田法一   煙草屋の親爺
土田桂司 (ツチダケイジ)  黒眼鏡の刑事A
渡辺紀行 (ワタナベトシユキ)  黒眼鏡の刑事B
山路義人 (ヤマジヨシンド)  船長

愛がなんだ









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