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作品詳細

  • 花の咲く家

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

緑の熱帯樹が揺れるバリ島の東海岸、若い医学者木津隆三と朝倉和子はその砂浜で出遇った。和子は貿易商社の支店長をしている夫、新輔を紹介し案内役をかって出た。隆三の許に妹の立子から「オジキトク」の電報が届いたため二人は翌日ジャカルタに向い、ボロブドールの仏跡や植物園を見て廻った。帰国した隆三は立子から社長令嬢の新百合子との結婚を勧められるが、彼は和子が忘れられなかった。一方絶望と思われた伯父の哲造は誤診と判り快方に向った。遺産目当に集った親類の多くは失望して去ったが、中で甥の規矩也は哲造から金を出させ事業を始めようとチャッカリ行動していた。学会で京都に来ていた隆三は和子に逢った。和子は利害でのみ行動する新輔についていけず離婚を決意していた。世間態を恐れた新輔は絶対に離婚しないといきまき、和子の決意が固いと知るや一千万円の手切金を離婚の条件に持出した。新輔は隆三をも脅迫するが、それはかえって隆三と和子を結びつけることになった。その頃、哲造は規矩也を使って家と土地を処分させていた。金は生かして使えという規矩也の理屈に押し切られた様子だが、和子の一切の事情を聞くと、新輔に払う一千万円を与えようとした。しかし、その好意に甘えることはなぜか和子を恐れさせた。京都の隆三の許に和子からもう逢えないという電話がかかったのは、それから二、三日後であった。そしてしばらくたち、バリ島から和子の手紙が届いた。私達の幸福のために冷却の時を持ちたい。もし再びお会いする日がないとしても哀れと思わないで下さい。報いられない愛でさえその虹を持っています。と書かれてあった。



■解説

“サンデー毎日”連載・大佛次郎原作を「あの人はいま」の柳井隆雄と石田守良・今井金次郎が共同で脚色、「泣いて笑った花嫁」の番匠義彰が監督した文芸もの。撮影もコンビの生方敏夫。

  • 1963年6月13日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1963)

■スタッフ

監督 番匠義彰 (バンショウヨシアキ)
脚色 柳井隆雄 (ヤナイタカオ) 石田守良 (イシイモリヨシ) 今井金次郎 (イマイキンジロウ)
原作 大佛次郎 (オサラギジロウ)
製作 山内静夫 (ヤマウチシズオ)
撮影 生方敏夫 (ウブカタトシオ)
美術 逆井清一郎
音楽 牧野由多可 (マキノユタカ)
録音 小林英男 (コバヤシヒデオ)
照明 豊島良三
編集 大沢しづ (オオサワシヅ)
スチル 久保哲男

■キャスト

俳優名 役名
佐田啓二 (サダケイジ)  木津隆三
岩下志麻 (Iwashita Shima)  木津立子
岡田茉莉子 (Mariko Okada)  朝倉和子
渡辺文雄 (ワタナベフミオ)  朝倉新輔
小坂一也 (Kazuya Kosaka)  阿部規矩也
冨士眞奈美 (フジマナミ)  新百合子
笠智衆 (Ryu Chishu)  木津哲造
山村聡 (ヤマムラソウ)  納屋耕造
細川俊夫 (ホソカワトシオ)  阿多不二夫
幾野道子 (イクノミチコ)  阿多麗子
環三千世 (タマキミチヨ)  篤子
高野真二 (タカノシンジ)  新庄
佐藤芳秀 (サトウヨシヒデ)  三田
穂積隆信 (ホヅミタカノブ)  家島伊助
浦辺粂子 (ウラベクメコ)  おばさん
岡村文子 (オカムラフミコ)  長沢夫人

愛がなんだ









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