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作品詳細

  • 舞妓の上京

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

十六歳の舞妓小えんは特急こだまで東京見物にやって来た。小えんの連れはおかみの知り合いで東京の芸者よしえ。小えんが上京する本当の目的は、東京の馴染み客の借金徴収だった。よしえは小えんに同情した。東京に着いた小えんはだらりの帯の舞妓姿で、まず評論家小山を訪ねた。が、あっさりとだまされた。商事会社の重役谷山も部長の西山も冷たかった。途方にくれた小えんは夕方の公園でしょんぼりしていた。そこで小学校の同級生修吉と何年ぶりかで再会した。彼女の心もしだいに晴れてきた。修吉は昼間酒屋で働き、夜学に通っていた。彼のアパートを訪ねると、修吉の母よねが上京の車中で隣合せた老婆だったので二度びっくりした。三人で明日は遊覧バスに乗る約束をした。小えんの厄介になっているよしえのところへおかみが病気で、小えんの旦那取りの話があるから帰すようにといってきた。よしえの旦那は小えんに同情した。東京見物を終えた夜、柴田は小えんをナイトクラブに案内した。そこで小えんは借金も返さぬくせに、女とふざけちらしている男たちをみて、大人の世界に失望した。修吉を訪ねた小えんは楽しい一刻を過し、日本一の舞妓になる決心をし、京都に帰ることにした。何も知らぬ小えんを、よしえ、修吉、柴田が見送った。列車がみえなくなると、柴田はよしえにそっといった。「二、三日中に京都に行って、小えんを養女にしてくる、そして学校にも通わせよう」。小えんを乗せた列車は富士の裾野を西に向って走っていた。



■解説

八住利雄の原作を、川崎俊祐が脚色し、「胸の中の火」の森永健次郎が監督した青春編。撮影担当は「明日に向って突っ走れ」の藤岡粂信。

  • 1961年6月19日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1961)

■スタッフ

監督 森永健次郎 (モリナガケンジロウ)
脚色 川崎俊祐
原作 八住利雄 (ヤスミトシオ)
企画 大塚和 (オオツカカノ)
撮影 藤岡粂信
美術 西亥一郎 (ニシイイチロウ)
音楽 八洲秀章 (ヤスヒデアキ)
録音 古山恒夫 (フルヤマツネオ)
照明 森年男 (モリトシオ)
編集 丹治睦夫
スチール 目黒祐司 (メグロユウジ)

■キャスト

俳優名 役名
田代みどり (タシロミドリ)  小えん
浜田光夫 (Mitsuo Hamada)  杉本修吉
奈良岡朋子 (Naraoka Tomoko)  よしえ
吉行和子 (Kazuko Yoshiyuki)  妹喜美子
清水将夫 (シミズマサオ)  柴田
原恵子 (ハラケイコ)  妻高子
高野由美 (タカノユミ)  よね
梅野泰靖 (ウメノヤスキヨ)  小山先生
伊藤寿章 (イトウトシアキ)  谷山重役
堺美紀子 (サカイミキコ)  大西の妻
小夜福子 (サヨフクコ)  やかたのおかみ
嵯峨善兵 (Zenpei Saga)  吉原
菊地靖子 (キクチヤスコ)  松子
三浜元   巡査A
菊田一郎 (キクタイチロウ)  巡査B
漆沢政子   旅館の女中
村山和也 (ムラヤマカズヤ)  タクシーの運転手
近江大介 (オウミダイスケ)  駅員
葵真木子 (アオイマキコ)  女中
須田喜久代 (スダキクヨ)  芸者A
久木登紀子   芸者B
石丘伸吾 (イシオカシンゴ)  林幸吉

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