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作品詳細

  • がめつい奴は損をする

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

均一と倉田はお茶漬屋「さるかに」の奉公人である。二人には「さるかに」の由美となか子姉妹のお婿さんになる夢があったが、姉妹はもちろんそんなことは毛頭考えていない。ある夜、二人は客の吉岡にからまれている由美をかばった。だが、客に失礼を働いたという理由でおくま婆さんの怒りにふれクビになった。均一は下宿先の親爺山岡に泣きついた。娘の良子が三千円を資金に出してくれた。その金で馬券を買い、大穴をあてて十六万円がころがりこんだ。通りかかった令嬢風の女性が一−六という連勝馬券を囁いてくれたのである。二人は祈祷所といういかさま商売を始めた。良子は反対したが、商売は大繁盛だった。ある日、競馬場の令嬢の訪問を受けた。彼女は妙子といい、競馬場で二人に囁いた言葉もデタラメだったのだが。妙子は事業を始めるための方針を占ってもらいにやってきたのだという。三人は相談した結果、妙子を社長とする芸能社を設立し、歌手志望のみどりという女を売り出すことにした。が、みどりの人気は一向に湧かない。均一と倉田は舞台にかけ上り彼女に花束をささげるという苦肉の策をとった。ジャーナリズムが、みどりを中年男を悩殺する魅力をもつ歌手と書きたてた。均一たちの不二芸能社の景気をねたんだ鬼熊一家がみどりを誘拐した。鬼熊一家にのりこみやっとのことでみどりを取戻したが、事務所へ帰ってみると、妙子は不在、有金残らず懐中にして逃げ出したのだ。だが、二人は気を落さなかった。不二芸能社は、均一が社長、倉田を副社長に、新機構の下、第一歩から再出発することにした。



■解説

「べっぴんさんに気をつけろ」につづく石井均の喜劇の第二作で、脚本・山村英司、監督・小石栄一、撮影・林七郎と「べっぴんさんに気をつけろ」と同じスタッフ。

  • 1961年5月10日 より

  • 配給:ニュー東映
  • 製作国:日本(1961)

■スタッフ

監督 小石栄一 (コイシエイイチ)
脚本 山村英司
原案 谷崎洋 (タニザキヒロシ)
企画 園田実彦 (ソノダサネヒコ)
撮影 林七郎
美術 中村修一郎 (ナカムラシュウイチロウ)
音楽 飯田三郎 (イイダサブロウ)
録音 小松忠之 (コマツタダユキ)
照明 梅谷茂
編集 長沢嘉樹

■キャスト

俳優名 役名
石井均 (イシイキン)  百江均一
戸塚睦夫 (トツカムツオ)  倉田六造
中村是好 (ナカムラゼコウ)  山岡鉄次郎
不忍郷子   山岡ふじ江
小宮光江 (コミヤミツエ)  山岡良子
久保奈穂子 (クボナオコ)  石黒砂子
春丘典子 (ハルオカノリコ)  城野みどり
山東昭子 (Akiko Santou)  由美
光岡早苗 (ミツオカサナエ)  なか子
檜有子   くま
吉川英蘭 (ヨシカワエイラン)  鬼熊
伊東四朗 (Shiro Ito)  ファニーフェイスの鉄
大村文武 (オオムラフミタケ)  キャンチキおけさの政
沢彰謙   親分風の男
槙阿由里 (マキアユリ)  まさみ
糸美智子 (イトミチコ)  雪子
今井健二 (イマイケンジ)  吉岡
石島房太郎 (イシジマフサタロウ)  捜査主任
財津肇メ (ザイツハジメ)  刑事
由利京子 (ユリキョウコ)  ベッサメのお文
桂京子 (カツラキョウコ)  ムーチョの光子
山本麟一 (ヤマモトリンイチ)  虎男
松尾文人 (マツオフミンド)  社長
曽根秀介 (ソネシュウスケ)  坂本
野波達男   競馬場のオッサン
片山滉 (カタヤマアキラ)  精神料医
泉和助   タップの教師

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