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作品詳細

  • 女浮世風呂

    (原題:Tokyo Bath Harem)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

五代将軍綱吉の治世。士農工商の身分制度の下で、江戸の町人たちは浮世風呂に娯楽を求めていた。そこでは湯女たちが男の身体を洗い、夜には二階座敷で男たちに肉体を与えていた。江戸のあちこちで若い娘たちが次々に神隠しにあうという事件が起った。とよ、なつ、ひで、初江たらはその犠牲者だった。この事件の背後に寺社奉行藤枝外記がいた。外記は金貸しの大和屋、回漕問屋の備前屋たちと計り、湯女たちをオランダからの密輸品の代償として外国へ売りとばしていたのだ。素人娘たちが神隠しにあったのは、外記らが湯女の補充のためにさらっていったのだった。一方、大和屋はオランダ女のクリスティーナを藤枝に献上し、密輸の便宜を得ていたのだ。そのころ、柳小路の長屋では行方不明になった初江を探して、遊び人の新三、大工の太吉らが動き出していた。新三はある日、浮世風呂で素人娘らしい湯女を見て怪しんだ。太吉と一芝居打って大騒ぎを起し、そのすきに湯女にされていたしゅんを助け出し、藤枝らの企みの一部始終を聞き出したのだった。実は新三は幕府目付役の下で働く、隠密だったのだ。新三は地下牢に閉じ込められていた初江たちを助け出したが、身の危険を感じた藤枝は江戸城大奥の女中初瀬を自分のものにして、将軍への嘆願を求めたのだ。一方、新三は大和屋、備前屋を一網打尽にしようと捕手たちに囲ませたが、抵抗する一味とすさまじい斬りあいになった。しかし、結局、悪徳商人たちは縄についたのだが、藤枝は初瀬のとりなしで、お役御免だけで済んでしまった。くやしがる新三たち。しかしこのことがあってから、江戸の浮世風呂は男女混浴を禁止されたのである。身分制度に縛られた庶民たちの、ただ一つの憂さの晴らしどころであった、浮世風呂にまつわる、江戸の市井の色と欲と政道の腐敗にまつわる事件は、こうして落着した。



■解説

「男の掟」の山崎巌がシナリオを執筆し、「残侠無情」の井田探が監督した怪談もの。撮影は新人の岩崎秀光。

  • 1968年7月10日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1968)

■スタッフ

監督 井田探 (イダモトム)
脚本 山崎巌 (ヤマザキガン)
企画 児井英生 (コイエイセイ)
撮影 岩崎秀光 (イワサキヒデミツ)
美術 黒沢治安 (クロサワハルヤス)
音楽 大森盛太郎 (オオモリセイタロウ)
録音 アオイスタジオ
照明 石田清三郎 (イシダセイザブロウ)
編集 金子半三郎
スチル 花沢正治

■キャスト

俳優名 役名
葉山良二 (ハヤマリョウジ)  新三
岡崎二朗 (オカザキジロウ)  太吉
二本柳敏恵 (ニホンヤナギトシエ)  初江
林美樹 (ハヤシミキ)  しゅん
美矢かほる (ミヤカオル)  とよ
辰巳典子 (タツミノリコ)  なつ
清水世津 (シミズセツ)  ひで
大月麗子 (オオツキレイコ)  ちせ
谷ナオミ (タニナオミ)  きよ
乱孝寿 (ランコウジュ)  つる
S・クリケット   クリスティーナ
内田高子 (ウチダタカコ)  初瀬
火鳥こずえ   妙照尼
名和宏 (ナワヒロシ)  藤枝外記
泉田洋志 (イズミダヒロシ)  神林半三郎
冬木京三 (フユキキョウゾウ)  大和屋
大原譲二 (オオハラジョウジ)  備前屋
二本柳寛 (ニホンヤナギヒロシ)  秋本加賀守
鶴岡八郎 (ツルオカハチロウ)  黒兵衛
国創典   嘉助
美舟洋子 (ミフネヨウコ)  女房かね
椙山拳一郎 (スギヤマケンイチロウ)  勘太
二階堂浩 (ニカイドウヒロシ)  六助
種村正 (タネムラタダシ) 
里見浩二 (サトミコウジ)  トギ安
新井麗子 (アライレイコ)  女房
谷村昌彦 (タニムラマサヒコ)  悟道軒
福田トヨ (フクダトヨ)  女房
大塚弘二 (オオツカコウジ)  宅一
久本由紀 (ヒサモトユキ)  入浴する若女房

愛がなんだ









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