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作品詳細

  • 甘い夜の果て

    (原題:Bitter end of Sweet Night)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

中部地方のある新興工業都市Y。手塚二郎は、そこのミシマ・デパートに勤めていた。「出世がしたい。金がほしい」というのが彼の口ぐせだった。ある時、ドライブ・インで給仕をしていたはるみという女性と知り合った。二郎は、バー“爽”で女の子をほしがっているのを知ると、はるみを“爽”へ紹介した。“爽”はミシマ・デパートの社長令嬢爽子の経営になるものなので、はるみを紹介して爽子の歓心を買うつもりだったのだ。はるみは二郎の下宿に寝泊りするようになった。“爽”には鋳物会社の社長で岡という常連がいた。会社の経営状態が思わしくなく、あせる気持をまぎらわすため、酔いつぶれるほど飲むことがあった。二郎は、爽子に頼まれて岡を家まで送っていったが、そこで岡家の長男の未亡人・雅枝を知った。彼女を自分のために利用できると思い、近づいた。はるみは、爽子の勧めを断わりきれずに、石油会社の常務・本堂の世話になっていた。二郎は彼女の豪華なアパートで本堂に会った。そして、翌日は湖畔へのドライブに加った。爽子も一緒だったが、彼女のために二郎は技師だと偽っていた化の皮をはがされた。二郎は湖のボートで爽子を犯して復讐した。その時から、爽子との肉体関係が続けられた。岡が脳出血で倒れた。二郎は、雅枝を自分のものにすれば、いつかは鋳物会社も自分のものになると考えた。雅枝を温泉へ連れ出して結婚の約束をさせた。はるみは、本堂が東京の本社へ引きあげることになったので自由の身となり、二郎との結婚を考えてもいいと言った。しかし、二郎は鼻の先で笑うだけだった。岡鋳物会社が赤字のため石油会社に合併された。二郎にとって、雅枝は厄介な荷物にすぎなくなった。ヤケになった彼は、ちょっとした言葉のやりとりから上役と喧嘩し、デパートもクビになった。深夜、泥酔した二郎は“爽”にいた。爽子に「あんたって女を食いものにするしか能のない男なのよ。だからいつまでも一生飼い殺しにしてあげるわ」と嘲笑された。二郎は突然笑い出し、いつまでも笑い続けていた。



■解説

「血は渇いてる」の吉田喜重が、助監督の前田陽一との共同脚本を監督したもので、社会機構の中に生きる現代人の欲望を描く。撮影も「血は渇いてる」の成島東一郎。

  • 1961年2月13日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1961)

■スタッフ

監督 吉田喜重 (Kiju Yoshida)
脚本 吉田喜重 (Kiju Yoshida) 前田陽一 (Yoichi Maeda)
製作 佐々木孟
撮影 成島東一郎 (ナルシマトウイチロウ)
美術 芳野尹孝 (ヨシノノブタカ)
音楽 林光 (ハヤシヒカリ)
録音 中村寛 (ナカムラヒロシ)
照明 田村晃雄 (タムラアキオ)
スチル 堺謙一

■キャスト

俳優名 役名
津川雅彦 (Masahiko Tsugawa)  手塚二郎
山上輝世   西本はるみ
日高澄子 (ヒダカスミコ)  西本ひさ子
滝沢修 (Osamu Takizawa)  本堂
瑳峨三智子 (サガミチコ)  三島爽子
浜村純 (ハマムラジュン)  三島謙吉
佐々木孝丸 (ササキタカマル)  岡徳三郎
杉田弘子 (スギタヒロコ)  岡雅枝
瞳麗子 (ヒトミレイコ)  三津子
佐藤慶 (Kei Sato)  技師A
福岡正剛 (フクオカセイゴウ)  技師B
俵田裕子   屋台おかみ
田中美智子 (タナカミチコ)  屋台英子

愛がなんだ









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