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作品詳細

  • 二人だけの太陽

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

浅草のチンピラ所慎二は、日光の山奥から姉和代を頼って上京してきたばかりの田舎娘・畑村トシの危機を二度も救った。一度目はトシが置引きに荷物を奪われそうになった時、二度目は家出娘を狙う桂組の子分有村たちの毒牙にかけられようとした時だ。有村は慎二にとって兄貴分に当る男、慎二は裏切者として有村一味に追われる身となった。彼はトシと一緒にバー「梢」に勤めている和代を訪ねた。だが、和代は矢部医院の病室で祝福されぬ子を出産したばかり、しかも睡眠薬の自殺未遂で昏睡状態にあった。慎二は子供のために和代の相手の男を探し出そうと思った。「梢」のマダムから和代に三人の男がいたことを聞き出した。まず区役所の厚生課長野村を訪ねた。彼は千円札一枚をトシに握らせるとそそくさと姿をかくしてしまった。二人目の男は印刷屋の枝村、税務署の執行吏がきて店は差押えの最中。人のよい気弱な枝村も和代との関係を否定した。最後に訪ねたのが工員の久留島。彼は五カ月も和代に会っていないという。慎二とトシは結局確証をにぎることができずに矢部医院に帰った。病院の経営は、慈善事業的経営のために行きづまっていた。慎二は和代の入院費だけでも工面しようと思った。昔のチンピラ仲間を訪ねたが、待っていたのはリンチだった。和代が印刷屋の枝村と心中してしまった。父親は生活苦に負けた枝村だったのだ。慎二とトシは泥酔し、狂ったように踊りまくった。だが、酔いがさめた時、二人は残された赤ん坊のことを考えた。二人で育てようと、慎二とトシは誓い合った。



■解説

山本英明・松本功の脚本を「白い粉の恐怖」の村山新治が監督した青春編。「姿なき暴力」の星島一郎が撮影した。

  • 1961年2月14日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1961)

■スタッフ

監督 村山新治 (ムラヤマシンジ)
脚本 山本英明 (ヤマモトヒデアキ) 松本功 (マツモトイサオ)
企画 斎藤安代 (サイトウヤスオ) 吉田達 (ヨシダトオル)
撮影 星島一郎 (ホシジマイチロウ)
美術 北川弘 (キタガワヒロシ)
音楽 真鍋理一郎 (マナベリイチロウ)
録音 鳥巣隆
照明 入江進 (イリエススム)
編集 田中修
スチール 藤井善男 (フジイヨシオ)

■キャスト

俳優名 役名
水木襄 (ミズキジョウ)  所慎二
小林裕子 (コバヤシユウコ)  畑村トシ
小宮光江 (コミヤミツエ)  畑村和代
千秋実 (チアキミノル)  矢部安磨
安田千永子 (ヤスダチエコ)  田代陽子
佐藤晟也 (サトウセイヤ)  田代勇
山本麟一 (ヤマモトリンイチ)  有村
潮健児 (ウシオケンジ)  沢田
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)  野村
増田順司 (マスダジュンジ)  枝村
菅井きん (スガイキン)  枝村とよ
今井健二 (イマイケンジ)  久留島
太地喜和子 (Kiwako Taichi)  今井節子
石島房太郎 (イシジマフサタロウ)  坂本
花澤徳衛 (ハナザワトクエ)  置引する男
春日千里 (カスガチサト)  「こはる」の女将
藤里まゆみ (フジサトマユミ)  「梢」のマダム
柳谷寛 (ヤナギヤカン)  中年の警官
石森武雄 (イシモリタケオ)  若い警官
不忍郷子   「清和荘」の主婦
北原路子   枝村家近所の連中
沼崎進 (ヌマザキススム)  ピケ隊の若い男
須賀良 (スガリョウ)  桂組の子分A
室田日出男 (ムロタヒデオ)  桂組の子分B
水原仗二   桂組の子分C
原信夫 (ハラノブオ)  桂組の子分D
清水規生   桂組の子分E
佐藤淑子   バスの車掌
日尾孝司 (ヒオコウジ)  やくざ風の男A
三重街竜   やくざ風の男B
片山滉 (カタヤマアキラ)  キャバレーの支配人
歌川まゆみ (ウタガワマユミ)  少年の母
岡部正純 (オカベマサズミ)  叩き売り
沢彰謙   執行吏A
久保一 (クボハジメ)  執行吏B

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