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作品詳細

  • 海軍横須賀刑務所

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

昭和6年、志村兼次郎は横須賀海兵団に入団した。海兵団での日課は厳しく、猛訓練についていけない新兵に対する古参兵のしごきが情容赦なく行われた。頑健な兼次郎や要領のいい谷口銀造はなんとかそのしごきから逃れていたが、運動神経の鈍い西山三吉は、いつも激しい制裁を加えられた。ある日、兼次郎は、西山を不憫に思い、自から制裁を買って出るが、逆に生意気だと、黒川ら古参兵の怒りを買うことになった。そんなある日、皇后陛下の兄に当る久迩宮融王という若い海軍中尉が、陛下からの賜りものの懐中時計を便所に落して困っているのを、偶然通りがかった兼次郎が拾い上げてやった。大変感謝した久迩宮は、兼次郎を宮邸に招待する程の気に入りようだった。だが、兼次郎のこの行為は士官の機嫌を損ねることになり兼次郎は集中的に制裁を加えられた。だが、西山が下士官が通っている女郎に手紙を出したことから激しい制裁を受け、耐えきれず自殺した、ということを知った兼次郎は、ついに勘忍袋の緒を切り、黒川ら古参兵を叩きのめし、隊長の両腕を叩っ切ってしまった……。兼次郎は、海軍横須賀刑務所、通称“本家”へ送られた。刑務所長の金田、監守長の団野等の横暴さに抵抗する兼次郎を庇うのは、同じ房で終身刑を言い渡されている滝川少佐だった。だが、金田たちは意地でも兼次郎を抹殺しようと企んだ。囚人たちの食事に下済をまぜ、下痢をおこさせた後看護当番に下痢どめ薬を配らせ兼次郎には劇薬を含ませる、というのである。その看護当番には、囚人の桑原にやらせるが、根が純情な桑原は失敗してしまう。兼次郎が怒るのより早く、囚人たちが、所長のやり口に憤慨し暴動を起した。暴動が頂点に達した時、突然久迩宮が現われた。彼は頂度勃発した上海事変に、勇気と度胸のある兼次郎と、兵学校の先輩として尊敬している滝川の出動を申し渡しに来たのだった。かくして兼次郎は上海に向け出動することになった。



■解説

大担不敵で反逆精神旺盛な男が、海軍海兵団に入隊して、上官や刑務所監守を相手に大暴れする姿を描く。原作は青山光二の小説『喧嘩一代・帝国海軍なんのその』。脚本は「現代任侠史」の石井輝男、監督は「山口組三代目」の山下耕作、撮影は「やくざと抗争 実録安藤組」の仲沢半次郎。

  • 1973年11月17日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1973)

■スタッフ

監督 山下耕作 (Kosaku Yamashita)
脚本 石井輝男 (Teruo Ishii)
原作 青山光二 (アオヤマコウジ)
企画 矢部恒 寺西国光 (テラニシクニミツ)
撮影 仲沢半次郎 (ナカザワハンジロウ)
美術 中村修一郎 (ナカムラシュウイチロウ)
音楽 津島利章 (ツシマトシアキ)
録音 井上賢三 (イノウエケンゾウ)
照明 川崎保之丞 (カワサキヤスノジョウ)
編集 田中修
助監督 馬場昭格
スチール 遠藤努 (エンドウツトム)

■キャスト

俳優名 役名
勝新太郎 (Shintaro Katsu)  志村兼次郎
赤木春恵 (アカギハルエ)  志村ふさ
長谷川明男 (ハセガワアキオ)  西山三吉
山田圭子 (ヤマダケイコ)  西山秋子
松方弘樹 (Hiroki Matsukata)  谷口銀造
三上真一郎 (ミカミシンイチロウ)  カラスの井手
藤岡重慶 (フジオカジュウケイ)  黒川三曹
藤山浩二 (フジヤマコウジ)  赤松
佐藤京一 (サトウキョウイチ)  工藤
北川恵一 (キタガワケイイチ)  松井
近藤宏 (コンドウヒロシ)  四班々長
室田日出男 (ムロタヒデオ)  寺坂大尉
山本麟一 (ヤマモトリンイチ)  牢名主
伊達三郎 (Saburo Date)  青鬼
九段四郎 (クダンシロウ)  赤鬼
関山耕司 (セキヤマコウジ)  海坊主
潮健児 (ウシオケンジ)  桑原
久保浩 (クボヒロシ)  夏目
須賀不二男 (スガフジオ須賀不二夫)  金田刑務所長
名和宏 (ナワヒロシ)  団野監守長
中田博久 (ナカタヒロヒサ)  立山監守
森みつる (モリミツル)  夢子
森秋子 (モリアキコ)  牛若
小林千枝 (コバヤシチエ)  玉子
太田博之 (オオタヒロユキ)  久迩宮朝融王
穂高稔 (ホダカミノル)  侍徒武宮の老少佐
菅原文太 (Bunta Sugawara)  滝川少佐

愛がなんだ









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