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作品詳細

  • 高校生無頼控 感じるゥームラマサ

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

朝日に向って海岸で素振りをしていたムラマサ、今人気絶頂の歌手・月待かがりの入水自殺を引き止めた。彼女は喉の病気で、手術をしても歌を歌えないことを苦にしての自殺だと言う。そこでムラマサ、三流主義の人生訓辞を一席、二人は波打ち際で一心同体……。ところが、かがりは、政治家や財界人の集まる熱海の料亭“なぎさ”の秘蔵っ子で、ムラマサはかがりの兄弟相手に大騒動に捲きこまれるはめになる。かがりの長男・又一郎は“なぎさ”の総師で大学ボクシング部キャプテン、次男・又二郎は剣道部キャプテン、三男・又三郎は、ミス百合ヶ丘女子学園こと大久保こずえに憧れている。百合ヶ丘学園にやって来たムラマサ、バザールに潜り込み、こずえと谷川あゆみのパンティ売りに協力し、意気投合する。ところが、あゆみが妊娠していて、その中絶費用を稼ぐためのパンティ売りだったのだ。ムラマサは一計を案じた。こずえが暴漢に襲われて写真に撮られ、ゆすられているのをあゆみが見るに見かねて、あゆみの両親に金を出して貰うという筋書き。作戦は見事成功して、あゆみの父と母は、同情に耐えぬと三万円出してくれた。その頃、かがりの仇討ちと、こずえにいい顔をしたというので頭に来た又二郎と又三郎は、剣道部員を引きつれてムラマサを襲うが、逆に散々に叩きのめされる。一方、又一郎は、シーサイドホテルの一人娘・千秋と見合いに出かけるが、そこでもムラマサと鉢合せ。三兄弟の怒りが爆発するが、ムラマサの方が一強かった。ムラマサと千秋は共に一夜を過した。翌朝、又一郎はムラマサを大迫跡。車で追いつ追われつのあげくの果て、又一郎の車がひっくり返ってしまった。男ムラマサ三流主義、又一郎を救い出した。又一郎はついに観念して頭を下げる。ここでこずえが待っていた。こずえは高校を出ると、まだ見ぬ許婚者の所にお嫁に行くという。二人は激しく燃え上がった……。出発しようとしたムラマサの前にパトカーが急停車した。「過激派村木鉄人逮捕する!」とのかけ声。だが、よく見ると部長刑事が小さくなって、申し分けなさそうに「間違えてスミマセン」……。男ムラマサ、ガクラン無宿、兄を探しにふたたび旅に出た。



■解説

“高校生無頼控”シリーズ第三作。汗を流し、血を流し、涙を流すという三流主義に生きるムラマサ、今回は熱海、油壷、箱根を舞台に、美人歌手、女学生、スチュワーデスを相手に大活躍する。脚本は山崎巌、監督は脚本も執筆している「高校生無頼控 突きのムラマサ」の江崎実生、撮影も同作の市原康至がそれぞれ担当。

  • 1973年6月23日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1973)

■スタッフ

監督 江崎実生 (エザキミオ)
脚本 山崎巌 (ヤマザキガン) 江崎実生 (エザキミオ)
原作 小池一夫 (Kazuo Koike) 芳谷圭児
製作 森本朴 (モリモトボク)
撮影 市原康至
美術 育野重一 (イクノシゲカズ)
音楽 佐藤允彦 (サトウマサヒコ)
録音 瀬川徹夫 (セガワテツオ)
照明 小島正七
編集 武田うめ (タケダウメ)
助監督 後藤秀司 (ゴトウシュウジ)
スチル 中尾孝 (ナカオタカシ)

■キャスト

俳優名 役名
大門正明 (ダイモンマサアキ)  村木正人
右京千晶 (ウキョウチアキ)  大久保こずえ
松原麻理 (マツバラマリ)  谷川あゆみ
恵美 (フィミー)  月待かがり
桑原幸子 (クワバラユキコ)  藤本千秋
郷英治 (ゴウエイジ)  山本又一郎
岡崎二朗 (オカザキジロウ)  山本又二郎
畠山麦   山本又三郎
人見明 (ヒトミアキラ)  吉岡
粕谷正浩 (カスヤマサヒロ)  シゲ
安部徹 (Tooru Abe)  谷川源太郎
鳳八千代 (オオトリヤチヨ)  谷川菊江
丹下キヨ子 (タンゲキヨコ)  小田清子
潮健児 (ウシオケンジ)  若松
名古屋章 (ナゴヤアキラ)  部長刑事
ひし美ゆり子 (ヒシミユリコ)  芸者まり奴

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