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作品詳細

  • 新色暦大奥秘話 花吹雪おんな事始め

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

町娘お志津が大奥に上るようになったのは、植木職人半助の口利きからであった。お志津は中臈のお登代の部屋にあずけられたが、町方でのびのびと暮らしていたお志津にとって大奥は辛く悲しい事の多い所だった。ある日、お志津の前に忍び装束のお篠が現われ、意外なことを話した。お志津の父が無実にもかかわらず、由井正雪の乱の一員であるとして、将軍家綱の手討ちにあった、というのである。お志津を大奥に上げたのも実は、お志津の父の下で働いていた半助が仇討ちをさせてやりたいとの願いからだった。正月、恒例の羽根会が催された際に、お志津は家綱の目にとまり夜伽ぎをすることになった。父の仇に抱かれ志津は女になった。家綱はお志津に心から惚れこんでしまい、お志津が病気の時は、自から看病するほどであった。それがお志津の心を乱し仇を討つことのつらさに心を悩ませるのだった。いつまでも仇を討たない、とお篠はお志津を執拗に促す。ついにお志津は今夜こそは、と決心して家綱と床をともにする。しかし、家綱を愛し始めているお志津にはできず自害しようとしたが、家綱に責められ全てを白状した。家綱は証拠があってのことだと、正雪の連判状を見せる。その時、お篠が現れ、お志津の父をおとし入れるためにあとから名前を書き入れたものだ、と家綱に知らせた。家綱は全ての元凶はお庭番・水口又三郎の仕業であると知った。その夜、お志津はお篠と半助の手助けで本当の仇、水口を討った。めでたく仇を討ったお志津は、家綱の胸に崩れ込み陶酔に身をふるわせるのだった。



■解説

絢爛たる大奥を舞台に父の仇を討つべく、大奥に上がった女が本懐をとげるまでを描く。脚本は「昼下りの情事 裏窓」の西田一夫、監督は「色暦大奥秘話 刺青百人競べ」の近藤幸彦、撮影は「(秘)女郎市場」の高村倉太郎がそれぞれ担当。

  • 1973年1月4日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1973)

■スタッフ

監督 近藤幸彦 (コンドウユキヒコ)
脚本 西田一夫 (ニシダカズオ)
企画 松岡明 (マツオカアキラ)
撮影 高村倉太郎 (タカムラクラタロウ)
美術 土屋伊豆夫 (ツチヤイズオ)
音楽 月見里太一
録音 秋野能伸 (アキノヨシノブ)
照明 土田守保 (ツチダモリヤス)
編集 辻井正則 (ツジイマサノリ)
助監督 原武司 (ハラタケシ)
スチール 井本俊康

■キャスト

俳優名 役名
小川節子 (オガワセツコ)  お志津
二条朱実 (ニジョウアケミ)  お篠
名倉美里 (ナクラミサト)  お多江
あべ聖   お雪
谷本一 (タニモトハジメ)  徳川家綱
小森道子 (コモリミチコ)  お登代の方
橘田良江   お由良の方
加納愛子 (カノウアイコ)  おのぶ
大谷木洋子   おなつ
中野由美 (ナカノユミ)  奥女中
梓由紀子 (アズサユキコ)  奥女中

愛がなんだ









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