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作品詳細

  • 白い天使の抱擁

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

松井冬子は東京にある大木病院の看護婦である。冬子には同じ病院に勤める若い外科医、谷精一郎という恋人がいる。ある日、二人はデイトの帰り、車で石田という男をはねてしまうが、大事にいたらず友人の病院に入院させた。数日後、理事長の娘久美子が特別室に入院し、主事医として谷が選ばれた。外科部長選挙に敗れたばかりの谷にとっては出世のチャンスである。早速久美子に取り入り関係を持つようになる。一方冬子は石田との示談を谷に頼まれ、交渉するが、石田は示談金のほかに、全快するまで石田を看護するという条件を出し、冬子は承知する。やがて冬子は全快した石田に示談金を渡すと、デイトを約束させられてしまう。地下道で詩集を売ったりしている石田は、冬子にとって得体の知れない男であるが、少しづつ魅かれていく自分を感じていた。その晩、二人は結ばれた。しかし二人ともこれが最初で最後であるということを知っていた。石田と別れた冬子は、谷のマンションを訪れるが、谷は久美子と一緒だった。逃げるように冬子はマンションを出た。一方、共同病室にいる患者、滝と工藤は欲求不満に陥り、久美子を襲い、犯してしまった。しかし久美子は自分の命があと数カ月であることを知っており、自ら進んで犯され、二人に冬子を犯すようにとそそのかす。翌日、久美子は冬子を特別室に呼び、睡眠薬を飲ませ、滝と工藤に犯させた。ところが、丁度特別室を訪れた谷が激怒して久美子を殴り飛ばすと、久美子は倒れ、病気が悪化してしまった。手術の用意がされ、谷は冬子の手助けもあり手術は成功する。冬子と久美子の間には、過去のわだかまりをすてた友情が芽生えたが、快方に向かっていた久美子は突然、死んでしまった……。数日後、地下道で相変らず詩集を売っている石田の前に、谷とも病院とも別れた冬子の明るい姿があった。



■解説

自らの職業に誇りを持ち、自らの幸せを求めて苦悩する若い女性の青春を描く。脚本は「牝猫たちの夜」の中野顕彰、監督は「OL日記 牝猫の匂い」の藤井克彦、撮影は「雨のヘッドライト」の安藤庄平がそれぞれ担当。

  • 1972年11月8日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1972)

■スタッフ

監督 藤井克彦 (フジイカツヒコ)
脚本 中野顕彰
企画 伊藤亮爾 (イトウリョウジ)
撮影 安藤庄平 (アンドウショウヘイ)
美術 渡辺平八郎 (ワタナベヘイハチロウ)
音楽 月見里太一
録音 木村瑛二 (キムラエイジ)
照明 新川真司
編集 井上親弥 (Chikaya Inoue)
助監督 中川好久 (ナカガワヨシヒサ)
スチール 寺本正一 (テラモトショウイチ)

■キャスト

俳優名 役名
片桐夕子 (カタギリユウコ)  松井冬子
原英美 (ハラヒデミ)  大木久美子
谷本一 (タニモトハジメ)  谷精一郎
小松鉄男 (コマツテツオ)  石田二郎
続圭子 (ツヅキケイコ)  英子
雪丘恵介 (ユキオカケイスケ)  院長
高橋明 (タカハシアキラ) 
北上忠行 (キタガミタダユキ)  工藤
庄司三郎 (ショウジサブロウ)  宮本
露木護 (ツユキマモル)  平田
原田千枝子 (ハラダチエコ)  看護婦
大谷木洋子   看護婦
しまさより   看護婦
横田楊子 (ヨコタヨウコ)  婦人

愛がなんだ









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