映画検索

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

作品詳細

  • 恋の夏

    (原題:L'ete des amours)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ピエールが、日本を訪れたのは、彼の唯一の友人で同じ動物研究家の藤田次郎に会う為であった。その頃、次郎はヨットを大島から油壺まで廻航しなければならなかったが、生まれたばかりのチンパンジーの世話で行けなくなり、ピエールと恋人の劇団員である矢島優子に頼む。優子は見知らぬ外国人と二人だけになることが恐しかったが、四、五時間の航行ということで渋々引き受ける。フランス語以外話せない男と、日本語以外話せない女を乗せたヨットが波浮港を出港した。ヨットは初めは快走したものの、次第に潮の流れに流されていた。さらにピエールの持病のマラリヤが再発。優子は途方にくれるが、やがて、狭いキャビンの中で言葉を国境を越え愛が芽ばえ始めていた……。そして無事油壺に着いた。ふたたび現実に戻った優子は、舞台稽古に没頭しようとするが、ピエールのことが気がかりでミスの連続。その頃、ピエールのマラリヤが再発。看病にあたった次郎がチンパンジーの容態が急変したという知らせを受けて、動物園へ。優子を想いながら闇の中で熱にうなされ続けるピエールの前に現われたのは、果して優子であった。夜が白み始めた頃、自宅に帰った優子を待っていたのは、次郎だった。次郎は優子に、ピエールは、今日、横浜からバンコックへ立つ、と告げた。次郎、ピエール、女優という仕事、あまりにも違う二人の世界、愛の言葉さえかわせない二人……。しかし、優子は全てを投げ棄て、横浜に向かった。船は出港していた。優子の眼に涙が光る。その時、ピエールが現われた。二人は走る、泣きながら笑いながら。二人が抱き合ったとき、祝福するかのように、真夏の太陽が輝いていた。



■解説

昨年の「愛ふたたび」に次いで、ルノー・ベルレー二作目の日本映画出演作。言葉と国境を越えて愛が芽ばえるというメロドラマ。脚本は「札幌オリンピック」の山田信夫、監督は「めぐりあい(1968)」の恩地日出夫、撮影は「その人は炎のように」の逢沢譲がそれぞれ担当。東宝創立40周年記念作品。1972年9月2日より、先行ロードショー。

  • 1972年9月23日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1972)

■スタッフ

監督 恩地日出夫 (Hideo Onchi)
脚本 山田信夫 (ヤマダノブオ)
製作 藤本真澄 (Sanezumi Fujimoto) 安武龍 (ヤスタケリュウ)
撮影 逢沢譲 (アイザワユズル)
美術 薩谷和夫 (サツヤカズオ)
音楽 林光 (ハヤシヒカリ)
録音 田中信行 (タナカノブユキ)
照明 森弘充 (Hiromitsu Mori)
編集 池田美千子 (イケダミチコ)
製作担当者 森知貴秀 (モリチタカヒデ)
助監督 奈良正博 (ナラマサヒロ)
スチル 橋山直己 (ハシヤマナオミ)
合成 三瓶一信 (Kazunobu Sanpei)

■キャスト

俳優名 役名
ルノー・ベルレー (Renaud Verley)  ピエール・サンドラ
小川知子 (オガワトモコ)  矢島優子
山本圭 (Kei Yamamoto)  藤田次郎
野際陽子 (Nogiwa Yoko)  橋本節子
ジャン・オリモン   アンドレ・マルタン
カミーユ・ボルケ   ナディーヌ・マルタン
高原駿雄 (タカハラトシオ)  大野
冷泉公裕   井上
川辺久造 (カワベキュウゾウ)  飼育係長
小林勝也 (コバヤシカツヤ)  文芸部員
飯沼慧 (イイヌマケイ)  公安二課刑事
北村和夫 (Kazuo Kitamura)  ユゴー俳優
江守徹 (Toru Emori)  エドレル俳優

愛がなんだ









ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!