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作品詳細

  • 湯けむり110番 いるかの大将

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

浜木綿崎に数年前から一頭のイルカが住みついていた。浜木綿崎警察署の次長八十島仙吉は大の海軍気狂いで通っている。ある日、若い女の水死体が浜に打ち上げられた。東京から女の妹、水垣友子が死体確認にやって来た。ところが偶然な事に、友子たちは、八十島の海軍時代の同期生の娘であった。友子にひと目惚れした若い巡査秋沢はイルカを見せようと小舟で案内役をかって出る。署を中心にして珍事件がつづいた。旅館の女中のぶ子の大事な毛が、客におまじないにと抜かれた事件、艶っぽく若い巡査を誘惑する女詐欺師とめ子、町会議員・安井の息子が、芸者置屋の物干しからパンティを盗んだ事件、などである。ある日、秋沢は、友子にプロポーズするために上京したが、調書をとるようにはいかず、却って、誤解やくい違いができてしまった。数日後、八十島の招きで友子が母郁代を連れて、イルカを見に浜木綿崎にやって来た。ところが、二三日前から入江のイルカが姿を消してしまっていたのである。イルカのいない海を見て友子はガッカリしていると、一頭のイルカが船に近ずき、そのままブクブクと沈んでしまった。友子を喜ばそうとイルカのぬいぐるみを着て秋沢が泳いでるうちにボンベが故障してしまったのである。友子はそれまでして自分を慰めようとした秋沢の心にうたれるのだった。八十島に宮尾の警察署長に栄転という通達が県警本部から届いた。出発の日、八十島の家族は浜木綿崎港から船に乗り込んだ。見送りの人々に混って、昔の海軍仲間数名が一列に並び登舷礼式に海軍帽子を振ると、八十島も敬礼でこたえるのだった。



■解説

イルカの住みついた海辺の町を舞台に、海軍気狂いと親しまれ、人情味あふれる警察署の次長を中心に、様々な珍事件の展開を描く人情喜劇。原作は阿川弘之の小説「いるかの学校」の映画化。脚本は松本ひろしと葉村彰子の共同執筆。監督は「喜劇 各駅停車」の井上和男、撮影は「日本一のショック男」の鷲尾馨がそれぞれ担当。

  • 1972年8月12日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1972)

■スタッフ

監督 井上和男 (Kazuo Inoue)
脚本 松木ひろし (Hiroshi Matsuki) 葉村彰子 (Shoko Hamura)
原作 阿川弘之 (アガワヒロユキ)
製作 椎野英之 (シイノヒデユキ) 佐藤正之 (サトウマサユキ)
撮影 鷲尾馨 (ワシオカオル)
美術 育野重一 (イクノシゲカズ)
音楽 宮川泰 (ミヤガワヒロシ)
録音 神蔵昇 (カミクラノボル)
照明 比留川大助 (ヒルカワダイスケ)
編集 浦岡敬一 (Keiichi Uraoka)
助監督 佐川功
スチル 蒔田研一

■キャスト

俳優名 役名
森繁久彌 (Hisaya Morisige)  八十島仙吉
風見章子 (カザミアキコ)  八十島和枝
望月真理子 (モチヅキマリコ)  八十島麻耶子
謙昭則 (ケンアキノリ)  八十島高雄
寺尾聰 (Akira Terao)  秋沢五郎
川上夏代 (カワカミナツヨ)  種子
山田桂子 (ヤマダケイコ)  下宿のおばさん
高橋惠子 (タカハシケイコ)  水垣友子
高橋惠子 (タカハシケイコ)  水垣宏子
木村俊恵 (キムラトシエ)  水垣郁代
藤岡琢也 (フジオカタクヤ)  安井
古谷徹 (フルヤトオル)  安井仁三
滝田裕介 (タキタユウスケ)  署長・高梨
三上真一郎 (ミカミシンイチロウ)  刑事課・熊倉
沖わか子 (オキワカコ)  松本礼子
大原麗子 (Ohara Reiko)  豆千代
白川恵子 (シラカワケイコ)  桃太郎
旭瑠璃 (アサヒルリ)  ぽん太
都家かつ江 (ミヤコヤカツエ)  菊奴
阿部百合子 (アベユリコ)  たま子
川口晶 (カワグチアキラ)  のぶ子
浅若芳太郎 (アサワカヨシタロウ)  番頭
伴淳三郎 (バンジュンザブロウ)  鈴木
常田富士男 (トキタフジオ)  青柳
大坂志郎 (オオサカシロウ)  校長
牟田悌三 (ムタテイゾウ)  藤井
春川ますみ (Masumi Harukawa)  松原とめ子
菅井きん (スガイキン)  浜家の女将
野口元夫   村越
細井利雄 (ホソイトシオ)  奥田医師
左とん平 (ヒダリトンペイ)  運転手
成瀬昌彦 (ナルセマサヒコ)  阿野
三角八郎 (ミスミハチロウ)  松本
今村広則 (イマムラヒロノリ)  横井
東光生   杉原

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