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作品詳細

  • 博奕打ち外伝

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

明治中期の北九州・若松では、北九州睦会系大室一家組長大室弥八と江川組組長江川周吉とは何かにつけて対立していた。睦会宗家浦田組組長常五郎の後継者は代貸の花井栄次だと衆目の一致するところであったが、常五郎は弥八を二代目に命名した。栄次は常五郎の隠し子で栄次の二代目襲名による内紛を恐れた常五郎の配慮であった。事情を知っている周吉は、神尾鉱山の納屋頭として田川行を決意した栄次を見送り、弥八との喧嘩をさけることを誓った。若松に帰った周吉を待っていたのは夫婦気どりの芸者秀子と大室一家のいやがらせだった。大室一家代貸の滝は、弥八に無断で江川組の縄張りを荒していった。栄次との約束を守り耐える周吉。そんなある日、周吉の弟鉄次が若松に戻って来た。現在の組の状態を知った鉄次は単身大室一家に乗り込み騒ぎを引き起こす。周吉は鉄次を殴り倒し自ら指をつめて弥八に詫びを入れるのだった。しかし滝の暴走は止まらなかった。まず鉄次を闇打ちにし、仲裁に立った浦田、栄次までも惨殺してしまったのだ。“滝が親分、兄弟分までも殺してしまった”弥人は唖然とするが、滝の親を思う心が弥八の心を動かし“滝よ共に地獄まで落ちよう−−”と二人は涙の内に手を握りあった。弟たちの墓前にドスを突き立て、大室一家に殴り込む決意をした周吉は、弟、組長、兄弟分の弔い合戦に胸中は激しく燃えていた。



■解説

明治の中期、北九州若松を舞台に、重たい一家一門の代紋をめぐって義理に生き、情に耐え、心で涙する男たちを描く。脚本は「望郷子守唄」の野上龍雄、監督は「男の代紋」の山下耕作、撮影は「昭和おんな博徒」の古谷伸がそれぞれ担当。

  • 1972年7月30日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1972)

■スタッフ

監督 山下耕作 (Kosaku Yamashita)
脚本 野上龍雄 (Tatsuo Nogami)
原案 島村喬
企画 俊藤浩滋 (Koji Shundo) 橋本慶一
撮影 古谷伸 (Osami Furuya)
美術 富田治郎
音楽 木下忠司 (キノシタタダシ)
録音 中山茂二 (ナカヤマシゲジ)
照明 増田悦章 (マスダヨシアキ)
編集 堀池幸三
助監督 俵坂昭康 (タワラザカアキヤス)
スチール 木村武司 (キムラタケシ)

■キャスト

俳優名 役名
鶴田浩二 (Koji Tsuruta)  江川周吉
若山富三郎 (Tomisaburo Wakayama)  大室弥八
松方弘樹 (Hiroki Matsukata)  滝松蔵
菅原文太 (Bunta Sugawara)  江川鉄次
伊吹吾郎 (Goro Ibuki)  江川政和
浜木綿子 (ハマユウコ)  秀子
辰巳柳太郎 (タツミリュウタロウ)  浦田常五郎
東龍子 (アズマリュウコ)  浦田千代
金子信雄 (Nobuo Kaneko)  福地逸太郎
野口貴史 (ノグチタカシ)  安造
遠藤辰雄 (エンドウタツオ)  源爺
久保浩 (クボヒロシ)  庄田
高並功   善八
鈴木康弘 (スズキヤスヒロ)  徳次
北川恵一 (キタガワケイイチ)  嘉助
松平純子 (マツダイラジュンコ)  駒子
石井トミコ (イシイトミコ)  トメ
汐路章 (Akira Shioji)  岩亀
有川正治 (アリカワマサハル)  鉄砲松
川谷拓三 (カワタニタクゾウ)  雁十
岩尾正隆 (イワオマサタカ)  槍七
潮健児 (ウシオケンジ)  抜矢吉
内田朝雄 (Asao Uchida)  松木
疋田恭盛   浜野
島田秀雄 (シマダヒデオ)  村弁
小田部通麿 (オタベミチマロ)  佐島
梅本健二 (ウメキケンジ)  半田
藤浩 (フジヒロシ) 
志賀勝 (シガマサル)  仲仕A
西田良 (ニシダリョウ)  仲仕B
那須伸太朗 (ナスシンタロウ)  署長
青木卓司 (Takuji Aoki)  車夫
高倉健 (Ken Takakura)  花井栄次

愛がなんだ









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