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作品詳細

  • 十七才の成人式

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

下町の真中に、信和高校があった。五日後に結婚式を控えたうら若い美人教師、桂春代は三年B組生徒有志から結婚プレゼントを贈られた。このプレゼント発案者である三人組の一人、石丸りえは、神官である父の芳造を助けるためセイラー服を巫装に脱ぎ替え結婚式を手伝うけなげな女子高校生である。二人目の伊東久之の家は銭湯。近くの色街の芸者そめ香が今日もやってくる。三人目、犬塚幸一の母はなく、父白雲は厳格な漢文学者。それから十日後、新婚旅行から帰った春代の体の変化をかいま見ようと、生徒たちは凝視するのだが、春代の顔色はすぐれなかった。翌日、校内に春代の離婚の噂が広がった。B組の授業が終わると、春代は突然辞職の挨拶をし、騒然とする生徒達の前で、噂を裏づけする告白を始めた。それは、男性からは性的な満足は得られず、高校時代に知ったレスビアンの魅力からついに逃げ切れないというものだった。生徒たちは中途半端なセックス知識が招く悲劇に茫然とするばかりだった。これを契機に、三人組の提案で実生活に基づいた性教育講座の開設を校長に要求したが一蹴された。学校当局とは越えがたい断絶があることを自覚した三人組は、自主的課外授業を開催することを決定した。そんなある日りえは、久之を自分の神社に呼んで、愛の告白をし、裸体を横たえたが、番台で女の裸を見なれたためか久之は、全然興奮しない。りえは、久之の病気を治すべく努力をした。放課後二人が夕暮れの河原を歩いていると覆面の若い男子が立ちはだかった。ナイフをチラつかせながら久之を縛り、その前でりえに猛然と襲いかかった。その時、久之は自分の下半身の初めての異常に気がついた。久之はひもをとき、覆面の男を殴り倒して覆面を取ると、それはりえと久之に嫉妬した幸一であった。この事件は世間の明るみにだされ三人は退学処分に決定した。しかし校門の前で別れを告げる三人の顔はなぜか明るかった。



■解説

「高校生番長 棒立てあそび」でデビューした岡崎明の二作目。脚本は「すっぽん女番長」の高橋二三。撮影は「高校生番長 ズベ公正統派」の中川芳久がそれぞれ担当。

  • 1971年6月23日 より

  • 配給:ダイニチ映配
  • 製作国:日本(1971)

■スタッフ

監督 岡崎明 (オカザキアキラ)
脚本 高橋二三
企画 斎藤米二郎
撮影 中川芳久 (ナカガワヨシヒサ)
美術 後藤岱二郎 (ゴトウタイジロウ)
音楽 北村和夫 (Kazuo Kitamura)
録音 清水保太郎
照明 上原正一 (ウエハラショウイチ)
編集 糸井敬男
助監督 阿部志馬 (アベシマ)
スチル 塩見敏彦

■キャスト

俳優名 役名
八並映子 (ヤナミエイコ)  石丸りえ
木下清 (キノシタキヨシ)  犬塚幸一
菅野直行 (スガノナオユキ)  伊東久之
三笠すみれ (ミカサスミレ)  明美
小野川公三郎 (オノガワコウザブロウ)  広野四郎
若倉慶   高岡
望月節子 (モチヅキセツコ)  南部ミサ江
原知佐子 (ハラチサコ)  桂春代
田武謙三 (タブケンゾウ)  川地教頭
三原葉子 (ミハラヨウコ)  そめ香
春風亭柳昇 (シュンプウテイリュウショウ)  犬塚白雲
関敬六 (セキケイロク)  石丸芳造
武智豊子 (Toyoko Takeche)  小母さん
佐伯勇 (サエキイサム)  並木先生
甲斐弘子 (カイヒロコ)  ぽん太
北川マキ (キタガワマキ)  若駒
浜世津子 (ハマセツコ)  石丸ふみ
新宮信子   伊東松子
五島宏 (ゴトウヒロシ)  学生
夏川圭一 (ナツカワケイイチ)  学生
浅見ちづる (アサミチヅル)  女高生
川内悦子   女高生
山名佐知江 (ヤマナサチエ)  女高生
和光ミキ (ワコウミキ)  女高生
飛田喜佐夫 (トビタキサオ)  小使い
佐々木正時   古本屋
小峯美栄子   花嫁
南村宏二   花婿
浦辺粂子 (ウラベクメコ)  老婆

愛がなんだ









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