映画検索
作品詳細
だまされて貰います
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。東北地方の片田舎町に良太郎という無責任男が現われた。東北新幹線建設事業の下検分というホラを吹き、農協職員の忠作や村長をだまし、おまけに小料理屋の娘花子まで連れ去ってしまった。かねてより花子に想いを寄せていた忠作も彼女を求めて東京に向った。村のさわぎをよそに、再び東京に現われた良太郎は、水をガソリンに変えるという大発明に熱中する早川源内という男と、その妹光子に出会った。良太郎は、これをネタに一世一代の大がかりな詐欺を企んだが、アメリカのエンパイアケミカル社のジョージ広田なる男が登場し、その特許を持ってアメリカに来てほしいと夢のような話を持ってきた。早速アメリカに飛んだ良太郎はどういう訳か実験に成功した。得意絶頂の良太郎と早川のもとに、こんどはその薬の製作を中止してくれれば年間石油売上げの十パーセントを提供するという話が、中近東某国代表からあった。二人に入る金は、年間三百六十億円になることを知った良太郎はその場でサインした。一方、東京にでてきた忠作は、花子がモデルとしてスカウトされ、ハワイへ渡ったことを知ると後を追い、二人は結ばれた。日本に帰った良太郎は、光子と結婚し、生れ故郷の村を買いしめ平和に暮した。
■解説
「日本一のワルノリ男」に続き植木等と加藤茶がコンビを組む。脚本は「夕日くん サラリーマン脱出作戦」の田波靖男。監督は「日本一のワルノリ男」の坪島孝。撮影は新入の上田正治がそれぞれ担当。
1971年4月29日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1971)
■スタッフ
監督 | 坪島孝 (ツボシマタカシ) |
---|---|
脚本 | 田波靖男 (タナミヤスオ) |
製作 | 渡辺晋 田波靖男 (タナミヤスオ) |
撮影 | 上田正治 (Masaharu Ueda) |
美術 | 竹中和雄 (タケナカカズオ) |
音楽 | 萩原哲晶 |
録音 | 林頴四郎 |
照明 | 羽田昭三 (Shozo Hada) |
編集 | 広瀬千鶴 (ヒロセチヅル) |
製作担当者 | 大滝正治 |
助監督 | 砂原博泰 |
スチル | 飯田文正 |
合成 | 三瓶一信 (Kazunobu Sanpei) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
植木等 (Hitoshi Ueki) | 伊賀良太郎 |
加藤茶 (カトウチャ) | 小村忠作 |
谷啓 (Kei Tani) | 早川源内 |
小山ルミ (コヤマルミ) | 関根花子 |
野川由美子 (Nogawa Yumiko) | 早川光子 |
司美智子 (ツカサミチコ) | 高橋ナナ子 |
人見明 (ヒトミアキラ) | 井上農協理事長 |
賀原夏子 (カハラナツコ) | ハル |
石田茂樹 (イシダシゲキ) | 大岡村長 |
越後憲 (エチゴケン) | 運転手 |
ハナ肇 (Hajime_Hana) | 竹田秘書 |
柳谷寛 (ヤナギヤカン) | 牛尾雄三 |
北あけみ (キタアケミ) | ぽん太 |
増田順二 (マスダジュンジ) | 松浦 |
田武謙三 (タブケンゾウ) | ジョージ・広田 |
桜井センリ (サクライセンリ) | 佐倉 |
高品格 (タカシナカク) | 高利貸風間 |
犬塚弘 (イヌヅカヒロシ) | 大塚巡査 |
鈴木和夫 (スズキカズオ) | 巡査 |
南利明 (ミナミトシアキ) | カメラマン・下山 |
岩本弘司 (イワモトコウジ) | 風間の子分 |
太田淑子 (オオタヨシコ) | 真紀 |
草川直也 (クサカワナオヤ) | 黒江 |
アンドリュー・ヒューズ | ケミカル社長 |
ピエール・カラメロ | ケミカル技師長 |
安田伸 (ヤスダシン) | 通訳安村 |
園まり (ソノマリ) | 歌手 |