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作品詳細

  • 喜劇 男売ります

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

「ポリプテ出版」の社長、岡村は相変らず借金取りに追いまくられ、資金ぐりに急がしい。狭い事務所は足の踏み場もないほど返本の山、鳴り続ける電話は、家賃の滞納、印刷代金の未納など借金の催促ばかりだった。そんな末期的症状の中でも岡村は泰然自若として、持ち前の絶倫とテクニックをフル回転して遊び廻っていた。かつて岡村と同人雑誌の仲間で文学青年だった松崎も、あざやかに百八十度の転換をみせ、いまでは、新手のセックスものを次々に発表している売っ子の失神作家として活躍していたが、実は小説とは裏腹にセックスに対しては自信がなく、いつも〆切まぎわまでにアイデアが浮ばず七転八倒の苦しみを味わい、岡村から話のネタをもらっていたのだった。そのために松崎の妻、歌子は亭主の小説に出てくるような性豪と一度でも手合せしたいという欲求不満に陥り、岡村の妻正子も、岡村の、女房などとロハのセックスはしないという主義のおかげを破り、これまた欲求不満に陥っていた。忍従の暮しに、カンニン袋の緒をきった二人は、アバンチュールを求め、ホストクラブに出かけるが、根が純情なだけに何もできずに、すごすごと退散してくる。一方岡村は、五十万円の金策に困り、松崎に相談するが、意外にも松崎からは、日頃から攻められている歌子を失神させてくれれば五十万円出すという返事が返ってくる。夫婦交換−−もし、それができれば松崎にもアノ春がもう一度よみがえるかもしれないというのだ。



■解説

佐藤愛子の『忙しいダンディ』と『あゝ戦友』から「でんきくらげ 可愛い悪魔」の白坂依志夫が脚本化し、監督は「豹は走った」の西村潔。撮影は鷲尾馨がそれぞれ担当。

  • 1970年10月3日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1970)

■スタッフ

監督 西村潔 (ニシムラキヨシ)
脚本 白坂依志夫 (シラサカヨシオ)
原作 佐藤愛子 (サトウアイコ)
製作 金子正且
撮影 鷲尾馨 (ワシオカオル)
美術 樋口幸男 (ヒグチユキオ)
音楽 富田勲 (Isao Tomita)
録音 原島俊男 (ハラシマトシオ)
照明 今泉千仭
編集 諏訪三千男 (スワミチオ)
助監督 松沢一男 (マツザワカズオ)
スチール 中山章

■キャスト

俳優名 役名
藤岡琢也 (フジオカタクヤ)  岡村邦彦
車笛光子   岡村正子
小山田宗徳 (Munenori Oyamada)  松崎秀吉
中原早苗 (ナカハラサナエ)  松崎歌子
宮崎ふみえ (ミヤザキフミエ)  松崎シノブ
しめぎしがこ   ホステス恵子
春川ますみ (Masumi Harukawa)  マダム鮎子
吉木春恵 (ヨシキハルエ)  柿内久恵
大泉滉 (オオイズミアキラ)  関根
近藤征矢   光代
朝比奈尚行 (アサヒナナオユキ)  ゴン
佐野厚子 (サノアツコ)  エミ
田中筆子 (タナカフデコ)  しげ

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