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作品詳細
(秘)セックス恐怖症
(原題:Sex Phobia)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。新宿署の刑事、伊沢浩介は、産婦人科医院を妻の良子とともに開業している、兄の淳一のところに同居していた。ある日、マリファナ・パーティを手入れした浩介は、著名なイラストレーター、二本柳沢子と知り合った。彼女はその清純なイメージとはうらはらに、その交遊関係は、常にスキャンダラスな話題で賑わっていた。浩介はそんな沢子になぜかひきつけられた。しかし、浩介は沢子と逢瀬を重ねるうちに、彼女のセックスに対する異常なおののきに気が付いた。そして、その恐怖感の原因を探ったが、ついに彼女と関係をもったものは出てこなかった。彼女は処女だったのである。しかし、淳一の診断によって、沢子には肉体的欠陥のないことが判明、心の奥底でなんらかの抑制作用が働いていることがわかった。そして数日後驚愕すべき事実が明らかになった。沢子は、その幼少時代に兄の宏に悪戯されたのだ。やがて昔日の罪を悔いる宏の言葉が次第に遠くなっていった、三ヵ月後、浩介は沢子と結婚した。
■解説
「謝国権「愛」より (秘)性と生活」につづく、性教育シリーズ第二作。脚本は、「やくざ絶唱」の池田一朗、監督は「花札賭博 猪の鹿三番勝負」の鷹森立一、撮影は「不良番長 一獲千金」の飯村雅彦が担当。
1970年8月23日 より
- 配給:東映
- 製作国:日本(1970)
■スタッフ
監督 | 鷹森立一 (タカモリリュウイチ) |
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脚本 | 池田一朗 (イケダイチロウ) |
企画 | 扇沢要 |
撮影 | 飯村雅彦 (イイムラマサヒコ) |
美術 | 江野慎一 |
音楽 | 津島利章 (ツシマトシアキ) |
録音 | 内田陽造 (ウチダヨウゾウ) |
照明 | 銀屋謙蔵 (ギンヤケンゾウ) |
編集 | 田中修 |
スチール | 加藤光男 (カトウミツオ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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工藤堅太郎 (クドウケンタロウ) | 伊沢浩介 |
賀川雪絵 (カガワユキエ) | 二本柳沢子 |
小松方正 (コマツホウセイ) | 伊沢淳一 |
八代万智子 (ヤシロマチコ) | 伊沢良子 |
田中邦衛 (Kunie Tanaka) | 二本柳宏 |
集三枝子 (ツドイミエコ) | 西条麻子 |
西岡慶子 (ニシオカケイコ) | 宮川安子 |
御木本伸介 (ミキモトシンスケ) | 山川課長 |
吉田輝雄 (ヨシダテルオ) | 林刑事 |
長沢純 (ナガサワジュン) | 阿部一郎 |
小林稔侍 (Nenji Kobayashi) | 川村哲 |
楠トシエ (クスノキトシエ) | 田村 |
ジュジュ | ケンちゃん |
橘ますみ (タチバナマスミ) | アキオ |
小林千枝 (コバヤシチエ) | 光子 |
玉川良一 (タマガワリョウイチ) | マネージャー |
左卜全 (ヒダリボクゼン) | 中年男 |
桑原幸子 (クワバラユキコ) | 若い女 |
沢彰謙 | その父 |
伊藤慶子 (イトウケイコ) | その母 |
曽我町子 (ソガマチコ) | メガネの女 |
佐藤晟也 (サトウセイヤ) | タクシーの運転手 |
石井トミコ (イシイトミコ) | 主婦弓子 |
安城由貴 (アンジョウユキ) | 主婦冴子 |
葵三津子 (アオイミツコ) | 主婦満江 |
大泉滉 (オオイズミアキラ) | オカミさん |
南利明 (ミナミトシアキ) | カメラマン |
残酷ショウ (ザンコクショウ) | タレント |