映画検索
作品詳細
女の警察 乱れ蝶
(原題:Swirling Butterfiles)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。瀬戸内海航路の船上で篝正秋と悠子は七年ぶりに逢った。再会した喜びも束の間、悠子には総会屋の大物、醍醐がバックについていると聞かされ、正秋は呆然となった。最近ホステスの引抜きがひんぱんに行なわれ、仕事の邪魔をする黒木のボスが醍醐であった。黒木の正体をあばこうとした正秋は、ある日、何者かに背後から殴り倒されてしまった。数時間後、眼を覚した正秋の前に、美しい盲目の女性、洋子がいた。退院した正秋は、醍醐一派を敵として闘うことを決意し、弟分の四郎に色々情報を集めさせた。そして四郎は、洋子が黒木の妹であり、黒木は妹の目の治療のために、醍醐の仕事を手伝っていたことを伝えた。そんなとき、四郎の恋人、メイが醍醐一味に誘拐されてしまった。黒木は足を洗うためには、正秋を殺害することを命ぜられていた。正秋がマンションに帰ると黒木が待っていた。そのとき電話のベルが鳴り、洋子が醍醐に誘拐されていると知らせがきた。黒木は醍醐にだまされたことを知り、正秋と共に、洋子を救い出すために、醍醐のところへ乗り込んで行った。数日後、傷もいえた悠子の姿は、正秋と再会した瀬戸内航路の船上に、また正秋は洋子を連れて銀座の街をさっそうと歩いていた。「女の警察」はまたも健在であった。
■解説
「女の警察」シリーズ第4作。無頼シリーズの小沢啓一が「鉄火場慕情」に続いて取組み、脚本はこのシリーズの前作「女の警察 国際線待合室」を担当した中西隆三。撮影は「鉄火場慕情」で小沢監督とコンビを組んだ横山実。
1970年7月11日 より
- 配給:ダイニチ映配
- 製作国:日本(1970)
■スタッフ
監督 | 小沢啓一 (オザワケイイチ) |
---|---|
脚本 | 中西隆三 (ナカニシリュウゾウ) |
原作 | 梶山季之 (カジヤマトシユキ) |
企画 | 高木雅行 (Masayuki Takagi) 藤浪浩 (フジナミヒロシ) |
製作 | 小林旭 (Akira Kobayashi) 友田二郎 (トモダジロウ) |
撮影 | 横山実 (ヨコヤマミノル) |
美術 | 木村威夫 (Takeo Kimura) |
音楽 | 鏑木創 |
録音 | 福島信雅 (フクシマノブマサ) |
編集 | 井上親弥 (Chikaya Inoue) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
小林旭 (Akira Kobayashi) | 篝正秋 |
青江三奈 (アオエミナ) | 美穂 |
水野久美 (ミズノクミ) | 志賀悠子 |
夏純子 (ナツジュンコ) | 河野礼子 |
松本めぐみ (マツモトメグミ) | 黒木洋子 |
牧紀子 (マキノリコ) | 木谷則子 |
喜多野純 | 北野ミツ子 |
麻生れい子 (アソウレイコ) | メイ |
佳川ヨコ | 佳山ヨコ |
内田良平 (ウチダリョウヘイ) | 黒木亮 |
内田朝雄 (Asao Uchida) | 醍醐太平 |
三田村元 (ミタムラゲン) | 赤堀元 |
郷英治 (ゴウエイジ) | 竜村四郎 |
マイク・ダニー | ロバート・ジャクソン |
北原義郎 (キタハラヨシロウ) | 大野専務 |
丸山修 (マルヤマオサム) | 医師A |
酒井三郎 (サカイサブロウ) | 医師B |
千代田恵美 (チヨダエミ) | 看護婦 |
太田とも子 (オオタトモコ) | 歌手 |
北城寿太郎 (ホウジョウジュタロウ) | 東条 |