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作品詳細

  • ふりむけば愛

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

石黒杏子は、変化に乏しい毎日を送るピアノ調律師だった。もっと自由な新しい女に生まれ変わるために、サンフランシスコにやってきた杏子は、そこで、田丸哲夫に出逢った。再会を約束して別れる二人。しかし、当日、哲也は現れなかった。やってきたのは友人の松下である。自分の浮かれ気分が滑稽に思えてならなかった彼女は、松下には、自殺するためにシスコに来たのだと嘘をついて早々と別れた。その夜一人ホテルにいると、哲夫が自殺を思いとどまらせようと飛んできた。哲夫の優しさに杏子の心も和んだ。杏子を元気づけるために開いたパーティーの晩、二人は結ばれる。帰国が迫った彼女は、哲夫に結婚を申し込むのだった。しかし、放浪の身の彼には嘘をつくしかなかった。東京での再会を約束して日本に戻る杏子。約束の日、哲夫は現れなかった。絶望に包まれた毎日を送っていた彼女は、或る日、交通事故にあう。運転していたのは、青年実業家の大河内修である。修は杏子を見舞ううちにいつしか魅かれ、結婚を申し込むのだった。しかし、修の申し出を受ける前に、彼女は哲夫の気持を確めておきたかった。再びシスコに渡った彼女が哲夫の部屋で見たのはヒッピー娘といる彼だった。ひきとめる哲夫の言葉に耳も貸さず部屋を出た杏子は修と結婚しようと決心した。悔恨が哲夫の胸を刺し貫いた。彼女を追って東京にやってきた哲夫に、杏子の態度は冷たかった。せつない愛の願いを無残にも踏みにじった哲夫を許せなかった。しかし哲夫は、ハネムーンに出かけた杏子を追って、再びシスコに飛んだ。ヒッピーの溜り場に迷い込んだ修と杏子の二人、哲夫の歌が聞こえる。杏子の胸は騒いだ。修は杏子をなじり、ついに喧嘩になって、彼女は店を飛びだした。ゴールデンゲートに佇む杏子の目に涙が光っていた。素直になろう、苦しいかもしれないが哲夫との愛を貫こう、そう思った。杏子の名を叫びながら駆け寄る哲夫。二人の未来にふさわしい、見事な夕焼けだった。



■解説

百恵・友和のコンビが、初のオリジナルに挑戦するシリーズ第八作目。物語は、透んだカリフォルニアの青空をバックに、傷つきながらも見失った愛を探し求める若い二人の青春讃歌。脚本は「ダブル・クラッチ」のジェームス三木、監督は「瞳の中の訪問者」の大林宣彦、撮影は「性愛占星術 SEX味くらべ」の萩原憲治がそれそれ担当。

  • 1978年7月22日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1978)

■スタッフ

監督 大林宣彦 (Nobuhiko Obayashi)
脚本 ジェームス三木 (ジェームスミキ)
原案 ジェームス三木 (ジェームスミキ)
製作 堀威夫 笹井英男 (ササイヒデオ)
制作補 岩上昭彦 (イワガミアキヒコ) ジャン大森 (ジャンオオモリ) 金沢博 (カナザワヒロシ)
撮影 萩原憲治 (ハギワラケンジ)
美術 佐谷晃能
音楽 宮崎尚志
録音 高橋三郎 (タカハシサブロウ)
照明 川島晴雄 (カワシマハルオ)
編集 鍋島惇 (ナベシマジュン)
助監督 斉藤信幸 (Nobuyuki Saito)
スチール 岩井隆志

■キャスト

俳優名 役名
山口百恵 (ヤマグチモモエ)  石黒杏子
三浦友和 (Tomokazu Miura)  田丸哲夫
森次晃嗣 (モリツグコウジ)  大河内修
玉川伊佐男 (タマガワイサオ)  石黒信太郎
奈良岡朋子 (Naraoka Tomoko)  石黒松子
黒部幸英 (クロベユキヒデ)  石黒保
神谷政浩 (カミヤマサヒロ)  石黒誠
名倉良   松下幸平
高橋昌也 (Masaya Takahashi)  新井教授
南田洋子 (Yoko Minamida)  大河内トミ
大内勇   不動産屋主人
藤木啓士   ピアニスト
安西卓人 (アンザイタクト)  警官
星野晶子 (ホシノアキコ)  掃除婦

愛がなんだ









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