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作品詳細

  • 裸足のブルージン

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

横須賀の外れにあるドライブ・イン“サウスーポ”。経営者のとし江は、元プロ・ボクサーの恋人・風間敬一の死後、女ひとりでこの店を守ってきた。風間の親友の山本はとし江に想いを寄せていたが、その彼も、風間の死とともに、とし江の前から姿を消してしまった。今ではとし江にとっての生きがいは、恋を捨て、青春を捨てて守ってきたこの“サウスーポ”だけである。居候の弟・久、従業員の留吉と八重子夫婦、現代っ娘の笑子など、ここの住人はお人好しばかり。そして、この店に集ってくる、久の友人たち、笑子の恋人、客のトラック野郎たち、暴走族……みな各々、生活を持ちながら、何となく寂しい野獣たちである。ある日、風間が所属していたジムの会長がとし江を訪れ、この“サウスーポ”を売却したことを告げた。会長にはこの店の開店の時に出資をしてもらっているが、この突然の立退き命令に、とし江は怒った。そこに、山本がヒョッコリ帰って来たために、話はややこしくなった。とりあえず、食堂に一堂が会して、酒を飲みながらの話し合いが始った。あくまでも立退きを主張する会長、昔の事をほじくり返して話を混乱させる山本。やがて、会長の二号も同席し、アルコール度も急上昇、次第にあやしげな雰囲気になって来た。しかも、食堂の真上の二階で友人たちと騒いでいた久が、話を聞きつけて怒り出し、青酸カリを持ち出して水に溶かし、天井から会長のグラスの中へ落とし込もうとしたのだ。あたりをつけて二階の床に穴を開けると、すぐ下に会長のグラスがあった。「よし、今だ!」と思ったのも束の間、階下は混乱状態となり、会長はグラスを待ったままウロウロ始めだした。とうとう、アルコールの勢いも加わって、立退き話などフッ飛んで、食堂は大混乱。一方、二階には青酸カリを手にした久が右往左往。恐怖と笑いが渦巻く中で、次第に夜が明けていく……。



■解説

とあるドライブ・インを舞台に、若者たちの反骨精神と生命力、孤独と焦燥などを喜劇タッチで描いた青春映画。脚本は「発禁肉蒲団」の大和屋竺と「お姐ちゃんお手やわらかに」の長野洋、監督は脚本も執筆している「炎の肖像」の藤田敏八、撮影は「白い牝猫 真昼のエクスタシー」の山崎善弘がそれぞれ担当。

  • 1975年12月20日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1975)

■スタッフ

監督 藤田敏八 (Toshiya Fujita)
脚本 大和屋竺 (Atsushi Yamatoya) 長野洋 藤田敏八 (Toshiya Fujita)
企画 黒須孝治
製作 堀威夫 笹井英男 (ササイヒデオ)
撮影 山崎善弘 (ヤマザキヨシヒロ)
美術 渡辺平八郎 (ワタナベヘイハチロウ)
録音 紅谷愃一 (Kenichi Beniya)
照明 高島正博 (タカシママサヒロ)
編集 井上治 (イノウエオサム)
助監督 上垣保朗 (ウエガキヤスロウ)
製作プロダクション ホリ企画
スチル 橋山直己 (ハシヤマナオミ)

■キャスト

俳優名 役名
和田アキ子 (ワダアキコ)  とし江
山本伸吾 (ヤマモトシンゴ) 
前田武彦 (Takehiko Maeda)  留吉
中原早苗 (ナカハラサナエ)  八重子
原田芳雄 (Yoshio Harada)  山本聡
伊藤雄之助 (イトウユウノスケ)  会長
テレサ野田 (テレサノダ)  その女
横山リエ (ヨコヤマリエ)  笑子
大門正明 (ダイモンマサアキ)  信ちゃん
鈴木ヒロミツ (スズキヒロミツ)  運転手
吉田由貴子 (ヨシダユキコ)  和子
片平なぎさ (Katahira Nagisa)  直美
西城正三 (サイジョウショウゾウ)  桑島
和田浩治 (ワダコウジ)  風間敬一
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド   測量班の男
小松方正 (コマツホウセイ)  警官

愛がなんだ









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