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作品詳細

  • アンデルセン童話 にんぎょ姫

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

マリーナは人魚の城の末の姫君。人魚の娘は15歳になり、真珠の髪飾りを貰わないと海の上の人間の世界を見ることが許されない。しかし、マリーナは、イルカのフリッツやクジラのデュークに人間の世界の話をせがんでは、あこがれている。ある日、マリーナはデュークの口の中に隠れて、こっそりと城をぬけ出した。そして、マリーナが胸をときめかして初めて見た人間は、美しい王子だった。王子は海に浮かんだ船の上で、誕生パーティを開いていた。突然、嵐が吹き荒れ、王子は海に投げだされた。マリーナは気を失った王子を助けて、浜辺に泳ぎついた。浜辺の修道院から若い娘が出てきて、王子に微笑みかけた。気がついた王子は、その娘に助けられたと思った。城に戻ったマリーナは王子のことが忘れられなくなった。人魚の王は、マリーナが一人前の人魚になった、と考えて華やかな成人式を催した。フリッツがマリーナのために、王子がどこの国の人か調べて来た。「あの方の手に、私の一生の幸せをお任せしよう」とそう決心したマリーナは、人間になる薬を貰いに、海の魔女のところへ行った。魔女は、マリーナの美しい声をくれるなら願いをかなえてやる、と言い、さらに人間になれば二度と人魚には戻れないし、王子が他の娘と結婚すればマリーナは海の泡になってしまう、とも言った。やがて、王子の城に着いたマリーナは薬を飲み、燃えるような痛みに気を失った。ふと気がつくと、目の前に王子が立っていて、マリーナの尾は二本の足に変っていた。王子はマリーナを城へ連れて行き、絹の服を着せた。それからというもの、王子はすっかりマリーナを気に入り、どこへ行くのも一緒だった。やがて、王子に隣国の王女との縁談がもちあがった。その王女とは、あの浜辺の娘だったのだ。そして王子と王女は盛大な結婚式を挙げた。その知らせはフリッツによって人魚の城に伝えられた。マリーナの姉たちは、自分の髪の毛とひきかえに魔女から短剣を貰った。その短剣で王子を刺し、その血が足にかかれば、マリーナは人魚にもどれるのだ。長女と王子を乗せた船が海をすべっている。マリーナは船べりに立っていた。姉たちは短剣を船に投げ入れたが、マリーナには、とても王子を刺すことができない。マリーナは短剣を海に捨てると、自分も昇る朝日に向って身を投げた。マリーナは自分の体がとけて海の泡になるのを感じた。朝の光が、その泡をあたたかく包んでいた。王子とフリッツは、マリーナがすき透った美しい姿で、空高く昇って行くのを見た……。



■解説

東映動画第二十七本目の作品。人間の王子を愛してしまった人魚姫の悲しい恋を描いた、アンデルセンの童話のアニメ化。

  • 1975年3月21日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1975)

■スタッフ

監督 勝間田具治 (カツマタトモハル)
脚本 大藪郁子 (オオヤブイクコ) 小山内美江子 (オサナイミエコ)
原作 H・C・アンデルセン
企画 有賀健 高見義雄 (タカミヨシオ)
製作 今田智憲
作画監督 奥山玲子 (Reiko Okuyama)
美術 浦田又治 (ウラタマタ)
音楽 平吉毅州

■キャスト

俳優名 役名
樫山文枝 (カシヤマフミエ)  にんぎょ姫のマリーナ
宮城まり子 (ミヤギマリコ)  イルカのフリッツ
志垣太郎 (シガキタロウ)  王子
柴田秀勝 (シバタヒデカツ)  にんぎょの王
富田耕生 (Kosei Tomita)  くじらのデューク
肝付兼太 (キモツキカネタ)  かに・ほらがい
永井一郎 (Ichiro Nagai)  笛奴
緒方賢一 (オガタケンイチ)  こばんざめ
北浜晴子 (キタハマハルコ)  魔女
麻生美代子 (アソウミヨコ)  にんぎょの老姫
杉山佳寿子 (スギヤマカズコ)  マリーナの姉姫
沢田和子 (サワダカズコ)  猫のジェミー
山口奈々 (ヤマグチナナ)  王子の母
横田理保子 (ヨコタリホコ)  スオミの姫

愛がなんだ









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