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作品詳細
続サラリーマン弥次喜多道中
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。静岡で第一号の契約をとった弥次喜多は、ライバル西日本電機の手が伸びているという浜松に向った。浜松の江田代理店に、農協の購買課長岡村がきた。弥次喜多は早速料亭に誘った。ところが、岡村は組合の金を使いこみ、クビになっていたという。すでに西日本農機が仮契約をすませていたという失敗をやらかした。二人は名古屋へ急いだ。途中、強制結婚に反対して家出中の山越社長令嬢早苗に会った。二人は、早苗のいうお蝶という名前を信じ、熱をあげた。名古屋の農協は慰安会で下呂温泉へ行っていた。弥次喜多は早苗を加え、“トリオ・ロス・ヤジキターズ”を結成、宴会場で大熱演となった。しかし、この宴会のスポンサーが西日本農機だったので大混乱となってしまった。二人がしょんぼり宿を出ようとすると、女中のおたまがきた。公休で実家へ帰るという。彼女の父が農協の組合長をしていると聞いた喜多は、おたまをクドいた。たちまち彼女も首ったけ、売込みには成功したが、おたまが本当のプロポーズと思いこんだので結局追い出される始末となった。弥次喜多は彦根まできたが契約はたったの一台、しかも予算はオーバー、クビを覚悟で京都支社に着いた。ところが、意外にも社長はニコニコ顔で二人を迎えた。実は、下呂温泉の宴会で組合長の汚職がバレ、そのお礼として契約を申込んできていた。その上、静岡の組合からも直接本社の方へ契約が殺到していたという。やがて、京都支社創立十周年を祝うカクテル・パーティが開かれた。
■解説
「サラリーマン弥次喜多道中」の続編で、脚本・長瀬喜伴、監督・青柳信雄、撮影・完倉泰一といずれも前作と同じである。
1961年7月23日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1961)
■スタッフ
監督 | 青柳信雄 (アオヤギノブオ) |
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脚本 | 長瀬喜伴 (ナガセキハン) |
製作 | 安達英三郎 (アダチエイザブロウ) |
撮影 | 完倉泰一 (カンクラタイイチ) |
美術 | 北猛夫 (キタモリオ) |
音楽 | 松井八郎 (マツイハチロウ) |
録音 | 西川善男 (ニシカワヨシオ) |
照明 | 森弘充 (Hiromitsu Mori) |
スチル | 荒木五一 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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藤木悠 (フジキユウ) | 弥次野良平 |
高島忠夫 (Tadao Takashima) | 喜多岡八郎 |
有島一郎 (アリシマイチロウ) | 山越社長 |
白川由美 (シラカワユミ) | 令嬢早苗 |
三木のり平 (ミキノリヘイ) | 大林部長 |
柳川慶子 (ヤナガワケイコ) | 細川恵美 |
越路吹雪 (コシジフブキ) | マダム藤子 |
北あけみ (キタアケミ) | みどり |
森今日子 (モリキョウコ) | 洋子 |
芝木優子 | マリ子 |
姿圭子 (スガタケイコ) | あけみ |
北川町子 (Machiko Kitagawa) | とんぼ |
峯丘ひろみ (ミネオカヒロミ) | おたま |
沢村いき雄 (サワムライキオ) | 父三吉 |
高橋とよ (Toyo Takahashi) | 母おかつ |
佐多契子 | 絹子 |
堺左千夫 (サカイサチオ) | 江田 |
小栗一也 (オグリカズヤ) | 岡村 |
佐田豊 (サダユタカ) | 飯岡 |
木田三千雄 (キダミチオ) | 伊井 |
原秀子 (ハラヒデコ) | 伊井の女房 |
宮田洋容 (ミヤタヨウヨウ) | 山本 |
並木一路 (ナミキイチロ) | 小川 |
丘寵児 | 吉野 |
桜井巨郎 | 沼田 |
世志凡太 (セシボンタ) | 武田 |
小沢経子 (オザワキョウコ) | 中年の女中 |
三田照子 (ミタテルコ) | 彦根の女中 |
上村幸之 | ホテルのフロント |
小桜京子 (コザクラキョウコ) | 食堂の女中 |
平凡太郎 (タイラボンタロウ) | 組合員A |
谷村昌彦 (タニムラマサヒコ) | 組合員B |
関田裕 | 組合員C |
水の也清美 (ミズノヤキヨミ) | 中年肥りのマダム |