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作品詳細
喜劇 頑張れ!日本男児
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。小さなCM製作会社を経営する俊夫は、戦時中は鬼畜米英をスローガンに柔道に汗を流し、戦後の混乱期には進駐軍相手の街娼のヒモとなって食いつないできた男。今はへたなCMを作ってはスポンサーにどなられ、家では女房の京子にしごかれている毎日。そんな時、京子は知り合いの老外国人夫婦を、俊夫の猛反対にもかかわらず、招待してしまった。俊夫ははじめ、外国人といえども日本の習慣でやるんだといきまいていたがそのうち戦後のヒモ時代のクセが出て、ゴマをすっては大変なもてよう。ヒギンズを連れてはクラブでドンチャン騒ぎをしたが、いつも堂々たるヒギンズの態度に、俊夫は苦しかった時代のうっぷんをはらすべく、彼をこらしめようと決心した。戦友のナンデモ屋の斎藤にたのんでアノ手コノ手と策してみたが、すべて失敗で、逆に自分の浮気が京子にバレてひともんちゃく。ところがヒギンズがこの家の同居人で、京子の妹の女子大生マキにほれてしまった。マキの方はこれをダシに恋人とアメリカ旅行をしてやろうという魂胆。見事マキに乗ってきたヒギンズは、彼女といちゃついているところを、妻のメリーにみつかり大喧嘩。やっと俊夫はこれで溜飲をさげることができた。
■解説
野坂昭如の原作『アメリカひじき』を「白昼の襲撃」の白坂依志夫が脚色し、これが監督昇進第一作の石田勝心によるコメディ。撮影は志賀邦一が担当。
1970年5月23日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1970)
■スタッフ
監督 | 石田勝心 (イシダカツムネ) |
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脚色 | 白坂依志夫 (シラサカヨシオ) |
原作 | 野坂昭如 (ノサカアキユキ) |
製作 | 金子正且 |
撮影 | 志賀邦一 |
美術 | 本多好文 (ホンダヨシフミ) |
音楽 | 真鍋理一郎 (マナベリイチロウ) |
録音 | 下永尚 (Hisashi Shimonaga) |
整音 | 下永尚 (Hisashi Shimonaga) |
照明 | 金子光男 (カネコミツオ) |
編集 | 小川信夫 (オガワノブオ) |
助監督 | 奈良正博 (ナラマサヒロ) |
スチール | 石月美徳 |
合成 | 三瓶一信 (Kazunobu Sanpei) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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藤岡琢也 (フジオカタクヤ) | 荒木俊夫 |
白川由美 (シラカワユミ) | 荒木京子 |
小沢昭一 (Shoichi Ozawa) | 斎藤猛 |
春川ますみ (Masumi Harukawa) | 斎藤里子 |
高橋紀子 (タカハシノリコ) | マキ |
大矢茂 (オオヤシゲル) | 友也 |
チャールズ・シム | ヒギンズ |
マーシャ・ペイジ | メリー |
久里千春 (クリチハル) | 圭子 |
西川明 (ニシカワ) | モデル男 |
黒沢のり子 (クロサワノリコ) | モデル女 |
堺左千夫 (サカイサチオ) | 沢井 |
田島義文 (タジマヨシブミ) | 轟 |
名古屋章 (ナゴヤアキラ) | 水野 |
富田仲次郎 (トミタナカジロウ) | 堂本 |
浦山珠実 (ウラヤマタマミ) | 恵子 |
小川安三 (オガワヤスゾウ) | 辻 |
大前亘 | 江見 |
鈴木和夫 (スズキカズオ) | 脇村 |
石田茂樹 (イシダシゲキ) | ドクター |
鈴木治夫 (スズキハルオ) | 武道の教師 |
内藤陳 (ナイトウチン) | 月男 |
久里みのる (クリミノル) | 星太郎 |
野坂昭如 (ノサカアキユキ) | 歌手 |
朝比奈尚行 (アサヒナナオユキ) | 学生A |
秋吉信夫 (アキヨシノブオ) | 学生B |
田武謙三 (タブケンゾウ) | 田丸 |
田坂都 (タサカミヤコ) | ユミ |
江島和子 (エジマカズコ) | 主婦A |
毛利幸子 | 主婦B |
猪俣光世 (イノマタミツヨ) | 静江 |
小島三児 (コジマサンジ) | ホストA |
東八郎 (アズマハチロウ) | ホストB |
原田健二 (ハラダケンジ) | ホストC |
塩沢とき (シオザワトキ) | 操 |
岡豊 (オカユタカ) | 山田 |
上田忠好 (ウエダタダヨシ) | 大友 |
向井淳一郎 (ムカイジュンイチロウ) | 吉ちゃん |