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作品詳細

  • 女囚さそり 701号怨み節

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

刑務所を脱走したさそりこと松島ナミは、児玉警部の執拗な捜査により逮捕された。だが、ナミは護送される途中、車を電柱に激突させ、ふたたび脱走した。傷を負ったナミは、ヌード劇場の便所に潜んだ。そのナミを見つけた、照明係をしている工藤は、人目のつかない舞台の下へナミを抱きかかえ傷の手当てをした。元過激派の学生運動家だった工藤は、警察の凄絶なリンチにより片足を不自由にさせられてしまっていた。そして、その時の刑事が児玉だった。二人はいつしか、犯罪者意識で通じ合い、安心感を覚えていた。しかし、そんな二人に嫉妬した工藤の愛人・みどりは警察へ通報した。児玉は工藤を逮捕し、リンチを加え、ナミの居所を白状させようとするが、工藤は頑なに拒否するのだった。釈放された工藤は、ナミと二人で児玉の家を襲った。しかし、児玉は留守で、妻の君代だけだった。その君代は逃げようとして、窓から落ちて死んでしまった。怒った児玉は大捜査網を張り、工藤を逮捕。そして、工藤の母・トメをだしに使い、ナミの居所を白状させてしまった……。ナミは再び女子刑務所へ送られ、死刑囚専用の第四独居房に入れられた。ナミは刑務所長・中曽根たちにリンチを加えられた後、処刑されることになった。児玉たち刑事や法務省役人の立ち合いで処刑の準備はできた。だが、ナミは看守に連れられて行く途中、逃亡し、児玉の車のトランクに忍び込んだ。所内がナミの脱走で騒然としている時、児玉は刑務所を出て、人気のない埋立地に着く。児玉は自らの手でナミを処刑すべく、看守を使ってナミを脱走させたのである。児玉はナミを引きずり出し、自分で作った絞首刑台に乗せた。しかし、ナミは逆に、ふいをついて児玉にロープをかけ、殺してしまった。ナミは、その足で、工藤のいるヌード劇場へと向った。死んだと思ったナミを見た工藤は、ナミに抱きつくが、ナミは手に待った短剣で工藤の胸を突き刺す。やがて、ナミは工藤に心を許したことを後悔し、人間不信の逃亡生活を始めるのだった。



■解説

“さそり”シリーズ四作目。元過激派学生運動家に一度は犯罪者的意識で心を許したさそりが、その男に裏切られた怨念に燃え、刑務所を脱走して復讐を果すまでを描く。脚本は「前科おんな 殺し節」の松田寛夫と神波史男、監督は脚本も執筆している「戦国ロック 疾風の女たち」の長谷部安春、撮影は「実録・私設銀座警察」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。

  • 1973年12月29日 より

  • 配給:東映
  • 製作国:日本(1973)

■スタッフ

監督 長谷部安春 (ハセベヤスハル)
脚本 神波史男 (コウナミフミオ) 松田寛夫 (マツダヒロオ) 長谷部安春 (ハセベヤスハル)
原作 篠原とおる (シノハラトオル)
企画 吉峰甲子夫
撮影 仲沢半次郎 (ナカザワハンジロウ)
美術 北川弘 (キタガワヒロシ)
音楽 鏑木創
録音 内田陽造 (ウチダヨウゾウ)
照明 元持秀雄 (モトモチヒデオ)
編集 祖田富美夫 (ソダフミオ)
助監督 小平裕 (コヒラユタカ)
スチール 藤井善男 (フジイヨシオ)

■キャスト

俳優名 役名
梶芽衣子 (Kaji Meiko)  松島ナミ
田村正和 (Masakazu Tamura)  工藤安男
細川俊之 (Toshiyuki Hosokawa)  児玉武志
金井由美 (カナイユミ)  児玉君代
土方弘 (ヒジカタヒロシ)  広瀬刑事
大下哲矢 (オオシタテツヤ)  高井刑事
渡辺やよい (ワタナベヤヨイ)  みどり
初井言栄 (ハツイコトエ)  工藤トメ
楠田薫 (クスダカオル)  中曽根所長
中原早苗 (ナカハラサナエ)  稲垣明子
森秋子 (モリアキコ)  大門看守長
根岸明美 (ネギシアケミ)  南村看守
安藤純子 (アンドウジュンコ)  真崎看守
土山登士幸   刑事
佐藤晟也 (サトウセイヤ)  刑事
大泉公孝   刑事
伊達弘 (ダテヒロシ)  支配人
久迩あき子 (クジアキコ)  看守
吉田りえ (ヨシダリエ)  看守
巳聖子 (トモエセイコ)  看守
名達ますみ   女囚
小甲登志枝   女囚
竹村清女   女囚

愛がなんだ









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