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作品詳細

  • 姉妹坂

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

京都、哲学の道近く、喜多沢家の四姉妹は両親亡き後、長女・彩を中心に、雑誌社に勤めるカメラマン茜、大学生の杏、高校生の藍で茶房、小径を営んでいた。ある日、杏は大学のフェンシング部の桜庭諒と柚木冬悟に同時に愛を告白された。そして、学園祭のパーティーで、冬悟からキスをされた杏は、彼の誕生日に京扇子の老舗、柚木家を訪ねた。杏にプロポーズをする冬悟。それを知った彼の従妹で親が決めたフィアンセ宝代寺毬子は、杏を呼び出して、喜多沢家の本当の子供は彩だけだと告げるのだった。ショックを受けた杏は戸籍を調べる。そんな杏に、茜は自分たちがいた施設が経営不振のために閉鎖となり、保母をしていた喜多沢千代に三人共引き取られたのだと告げる。立ち聴きをしていた藍もその秘密を知る。藍は激しいショックを受け、ディスコで酒に酔い暴走族にからまれるが、茜と諒に救けられる。茜はスナックでバイトをして生計を手助けしていた。そんな時、東京に住む杏の産みの親、綾小路良江が現われ、彩に杏を引き取りたいと申し出る。悩みぬいた杏は、綾小路家に行く決心をし、その前日、冬悟と旅に出た。しかし、東京に出た彼女は、良江に置手紙を残し、保母の勉強をしながら自活する。茜が岩城医師から白血病を宣告された。長くは生きられないと悟った彼女は、諒と冬の日本海を見に行き結ばれる。彩と岩城は以前、結婚を約束していたが、彩の両親の交通事故死で諦めたのだった。杏は茜の病気を、建設会社に就職が決まり東京に研修に来ていた冬悟から聞いた。京都に帰る杏。茜は妊娠していることを姉妹に告げる。子供を産めば彼女の生命は危い、だが、茜の決意は固かった。そして、姉妹の見守るなか、無事男の子を出産し、一仁と名づけた。諒は海が見たいという茜を連れて病院を出た。茜は諒の腕の中で息をひきとる。諒の運転する車は茜を乗せ、崖から海へと飛びこんだ。杏の前に山奥の工事現場から、仕事を終えた冬悟がたくましくなって戻ってきた。時は流れ、手描友禅の絵筆を握る藍、保母となった杏の姿があった。一仁は二歳になり、彩と岩城に手をひかれ、姉妹坂をおりて行く。



■解説

京都を舞台に、血のつながらない四人姉妹が織りなす愛と青春を描く。「プチセブン」に連載された大山和栄原作の同名漫画の映画化で、脚本は「ダンプ渡り鳥」の関本郁夫と桂木薫の共同執筆。監督は「さびしんぼう」の大林宣彦、撮影は宝田武久がそれぞれ担当。主題歌は、布施明(「姉妹坂」)。

  • 1985年12月21日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1985)

■スタッフ

監督 大林宣彦 (Nobuhiko Obayashi)
脚本 関本郁夫 (セキモトイクオ) 桂木薫 (カツラギカオル)
原作 大山和栄 (オオヤマカズエ)
製作 小倉斉 (オグラヒトシ)
撮影 宝田武久 (タカラダタケヒサ)
美術 薩谷和夫 (サツヤカズオ)
音楽 宮崎尚志
主題歌 布施明 (フセアキラ)
録音 宮内一男 (ミヤウチカズオ)
照明 望月英樹 (モチヅキヒデキ)
編集 小川信夫 (オガワノブオ)
助監督 橋本伊三郎 (ハシモトイサブロウ)
スチール 中尾孝 (ナカオタカシ)

■キャスト

俳優名 役名
紺野美沙子 (コンノミサコ)  喜多沢彩
浅野温子 (Asano Atsuko)  喜多沢茜
沢口靖子 (Sawaguchi Yasuko)  喜多沢杏
富田靖子 (Yasuko Tomita)  喜多沢藍
尾美としのり (Toshinori Omi)  桜庭諒
宮川一朗太 (Ichirota Miyakawa)  柚木冬悟
早瀬亮 (ハヤセリョウ)  園臣大
横山美樹 (ヨコヤマミキ)  宝大寺毬子
佐藤允 (Makoto Sato)  喜多沢守男
おりも政夫 (オリモマサオ)  桜木
峰岸徹 (ミネギシトオル)  柚木賢一
藤田弓子 (Fujita Yumiko)  喜多沢千代
きたむらあきこ   藤木きよ
入江若葉 (イリエワカバ)  綾小路良江
宇野重吉 (Jukichi Uno)  老人
竹脇無我 (Muga Takewaki)  岩城

愛がなんだ









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