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作品詳細
青い山脈’88
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。青森の女子高3年・新子の元へ卑猥なラブレターが届いた。父から誤解された新子は担任の島崎雪子に相談して犯人を捕えようとするがなかなか進展しなかった。狭くて閉鎖的な田舎町で噂も広がりやすい上、年頃の生徒が多く問題は絶えない。島崎と校医の沼田玉雄がふたりで歩いているだけで騒ぐ生徒たち。島崎は生徒と本音で話し合おうと、恋愛やセックスの体験を告白した。そんな時高校生売春が明るみに出て、女生徒一人が退学。芸者遊びをする理事や学校の体面を重んじる校長はこういった問題をすべて隠そうとした。理事会で激論を交わす教師たち。今度は新子の親友が学校で腹痛を訴え、検査の結果子宮外妊娠とわかった。新子は責任を取ろうとしない男子生徒を殴った。ラブレター事件は転校してきたばかりの新子に対する同級生・浅子の嫌がらせとわかり解決。仲直りした。こうして町は明るさを取り戻した。
■解説
青森県の女子高を舞台に教師と生徒、大人と子供の関り合いを描く。石坂洋次郎の原作の同名小説の映画化で、脚本は「ドン松五郎の大冒険」の山田信夫が執筆。監督は「渚の白い家」の斎藤耕一、撮影は「母(1988)」の山崎善弘がそれぞれ担当。
1988年10月15日 より
- 配給:松竹
- 製作国:日本(1988)
■スタッフ
監督 | 斎藤耕一 (Koichi Saito) |
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脚本 | 山田信夫 (ヤマダノブオ) |
原作 | 石坂洋次郎 (イシザカヨウジロウ) |
企画 | 高橋松男 (Matsuo Takahashi) |
製作 | 高橋松男 (Matsuo Takahashi) 山川修 |
プロデューサー | 藤本潔 (フジモトキヨシ) 曽志崎信二 |
撮影 | 山崎善弘 (ヤマザキヨシヒロ) |
美術 | 松井敏行 (マツイトシユキ) |
音楽 | 服部良一 (ハットリリョウイチ) 服部克久 (ハットリカツヒサ) |
主題歌 | 舘ひろし (Hiroshi Tachi) |
録音 | 神保小四郎 |
照明 | 加藤松作 (カトウショウサク) |
編集 | 井上治 (イノウエオサム) |
助監督 | 寄田勝也 (ヨリタカツヤ) |
スチール | 竹内健二 (タケウチケンジ) 赤井博且 (アカイヒロカツ) |
製作協力 | 電通 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
舘ひろし (Hiroshi Tachi) | 沼田玉雄 |
工藤夕貴 (Youki Kudoh) | 寺沢新子 |
柏原芳恵 (カシワバラヨシエ) | 島崎雪子 |
野々村真 (ノノムラマコト) | 金谷六助 |
梶芽衣子 (Kaji Meiko) | 梅太郎 |
加賀まりこ (Kaga Mariko) | 林恭子 |
野際陽子 (Nogiwa Yoko) | 寺沢房子 |
石田浩子 (イシダヒロコ) | 駒子 |
小松方正 (コマツホウセイ) | 井口甚蔵 |
笈田敏夫 (オイダトシオ) | 土門治 |
松岡由美 (マツオカユミ) | 松山浅子 |
池田純子 (イケダジュンコ) | 笹井和子 |
久野翔子 | 北原千尋 |
助川ユキ (スケカワユキ) | 大林由香 |
池部良 (イケベリョウ) | 寺沢善衛 |