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作品詳細
マリリンに逢いたい
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。中里大輔は故郷沖縄で民宿を開くため、東京で拾った小犬のシロと共に帰ってきた。シロは座間島の民宿「たましろ」の娘・佐和子の飼うマリリンという雌の小犬が気に入った様子。大輔もそこで東京から来ていたOLの久保田皆美に初めて会った。大輔は座間味島から3キロ離れた阿嘉島で民宿の建設を始めた。やがてやくざな兄・達郎も帰郷して手伝うことになった。シロは3キロの海を渡って頻繁にマリリンに会いに行く。大輔の民宿「ココ・クーラー」の最初の客は皆美だった。彼女は近々カメラマンをやめ、結婚することになっていた。達郎はシロをTVに売り込もうとして那覇に連れていくが失敗、そこでシロは野犬に襲われて怪我をするが、それでもマリリンに会いに行くことをやめようとしなかった。達郎の寝煙草でココ・クーラーが火事になった。大輔は皆美に愛を告白するが、彼女は結婚の準備に東京へ帰るという。そんなときマリリンが病気で死んだ。シロはマリリンに会うため、傷を負った足を引きずりながら海を渡っていった。このまま皆美と別れていいのか悩んでいた大輔は、後を追いかけ空港で2人は再会した。
■解説
恋人に逢うために3キロの海を泳いで渡った犬の話に、その飼い主の恋を絡めて描く。原作・脚本は「V・マドンナ大戦争」の野沢尚、監督は「檻の中の欲しがる女たち」のすずきじゅんいち、撮影監督は「アラカルト・カンパニー」の鈴木達男がそれぞれ担当。
1988年7月16日 より
- 配給:松竹富士
- 製作国:日本(1988)
■スタッフ
監督 | すずきじゅんいち |
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脚本 | 野沢尚 (ノザワヒサシ) |
原作 | 野沢尚 (ノザワヒサシ) |
製作 | 奥山和由 (オクヤマカズヨシ) |
プロデューサー | 莟宣次 (ツボミセンジ) 大里俊博 |
撮影 | 鈴木達夫 (Tatsuo Suzuki) |
美術 | 丸山裕司 (Hiroshi Naruyama) |
音楽 | 梅垣達志 |
主題歌 | 荻野目洋子 (オギノメヨウコ) |
録音 | 伊藤晴康 (イトウハルヤス) |
照明 | 水野研一 (ミズノケンイチ) |
編集 | 井上治 (イノウエオサム) |
助監督 | 門奈克雄 (モンナカツオ) |
スチール | 副田宏明 |
製作協力 | バズカンパニー |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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安田成美 (Yasuda Narumi) | 久保田皆美 |
加藤昌也 (カトウマサヤ) | 中里大輔 |
笑福亭鶴瓶 (Syofukutei Tsurube) | 清掃職員 |
石野真子 (イシノマコ) | モデル |
いしのようこ (Yoko Ishino) | 杏子 |
相楽晴子 (サガラハルコ) | 理恵 |
久我螢子 | 玉城佐和子 |
嶋大輔 (シマダイスケ) | 尾形研司 |
鈴木清順 (Seijun Suzuki) | 獣医 |
原吉実 | 大輔の同僚 |
入江若葉 (イリエワカバ) | 玉城治子 |
春川ますみ (Masumi Harukawa) | 中里かつ江 |
河原崎長一郎 (カワラサキチョウイチロウ) | 玉城元太郎 |
三浦友和 (Tomokazu Miura) | 中里達郎 |