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作品詳細

  • 紫式部 源氏物語

    (原題:The Tale of Genji)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

美貌と才知に恵まれた光源氏は父・桐壷帝の計らいにより、臣下に身を置いていた。源氏は持って生まれた美貌のため、数多くの女性から慕われていた。愛しくも複雑な過去を持つ夕顔、六歳年上で一人娘のいる六条御息所、正妻の葵の上。しかし、光源氏がもっとも心を痛めていたのは、桐壷帝の妻であり義母の藤壷への想いだった。秋に光源氏は藤壷の姪で祖母に育てられていた少女の紫を引き取った。自然の中でのびのびと成長した紫は都の女にはない魅力を持ち、その面差しはどこか藤壷に似ていた。やがて藤壷が懐妊したが、生まれた男の子は光源氏と瓜ふたつであった。桐壷帝は光源氏に若宮の行末を頼んだ。光源氏は桐壷帝の第二皇子に当たるが、第一皇子東宮の母・弘徴殿の女后は東宮の立場が危うくなるのを恐れ、譲位を早めるべく策動を始めた。その頃、光源氏の前に新しい女が現われた。源氏はそれが兄・東宮の后となる朧月夜とは知らずに近づいた。桐壷帝は譲位し、朱雀帝の世となった。葵の上は、光源氏の子を出産したが、不幸にも物の怪につかれた六条御息所は葵の上を殺してしまった。御息所は自らの所業を悔い、伊勢の斎宮となり都を離れた。また桐壷院が亡くなり、藤壷は尼僧となった。光源氏のもとから女性たちが静かに去っていく。光源氏は心の安らぎの場所を女性に求めていたので、何かしら得体の知れぬ不安に襲われていた。光源氏は女性を求めようとするとき、いつも桜の花びらの舞う幻覚をみる。今、光源氏のもとに残っているのは、美しい女性へと成長した紫と帝の篭姫となった朧月夜だけだった。しかし、ある日朧月夜との逢う瀬が右大臣に見つかり、光源氏は弘徴殿の大后の策謀により須磨へと流されてしまった。光源氏は財産の全てを妻の紫の上に譲り流浪の身となるが二人の心は一つに結ばれたのだった。



■解説

紫式部原作の「源氏物語」全五十四帖のうち、夕顔との出会いから須磨までを描くアニメーション。脚本は「微熱少年」の筒井ともみが執筆。監督は「銀河鉄道の夜」の杉井ギサブロー、撮影監督は「マップス 伝説のさまよえる星人たち」の杉村重郎がそれぞれ担当。

  • 1987年12月19日 より

  • 配給:日本ヘラルド映画
  • 製作国:日本(1987)

■スタッフ

監督 杉井ギサブロー (スギイギサブロー)
アニメーション監督 前田庸生 (Tsuneo Maeda)
脚本 筒井ともみ (ツツイトモミ)
プロデューサー 原正人 (ハラマサト) 田代敦巳
キャラクター原案 林静一 (ハヤシセイイチ)
キャラクター・デザイン 名倉靖博 (ナクラヤスヒロ)
作画監督 名倉靖博 (ナクラヤスヒロ)
動画監督 猿山二郎
設定デザイン 児玉喬夫 (コダマタカオ)
撮影監督 杉村重郎
撮影 スタジオぎゃろっぷ
美術監督 馬郡美保子
音楽 細野晴臣 (ホソノハルオミ)
録音 林昌平 (ハヤシショウヘイ)
編集 古川雅士 (フルカワマサシ)
衣裳色彩デザイン 馬郡美保子
助監督 小熊公晴
製作プロダクション グループ・タック ヘラルド・エース
出演(声) 風間杜夫 (Morio Kazama) 梶三和子 (カジミワコ) 田島令子 (タジマレイコ) 風吹ジュン (Fubuki Jun) 萩尾みどり (ハギオミドリ) 横山めぐみ (Yokoyama Megumi) 矢崎滋 (Shigeru Yazaki) 津嘉山正種 (Masane Tsukayama) 大方斐紗子 (オオカタヒサコ) 大塚周夫 (Chikao Ohtsuka) 野沢那智 (Nachi Nozawa) 田村錦人 (タムラ) 納谷悟朗 (Goro Naya) 槐柳二 (サイカチリュウジ) 瀬下和久 安原義人 (ヤスハラヨシト) 島田敏 (シマダビン) 林一夫 (ハヤシカズオ) 常田富士男 (トキタフジオ) 丸山裕子 (マルヤマユウコ) 木瓜みらい 青木菜菜 勝生真沙子 (カツキマサコ) 鈴木一江 (スズキカズエ) 大原麗子 (Ohara Reiko)

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