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作品詳細
湘南爆走族
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。神奈川県茅ケ崎にある波打際高校。放課後の手芸部部室に、女生徒たちとフランス刺繍に励む紫色のリーゼント頭の江口洋助の姿があった。彼は手芸部部長としてのやさしい顔と湘南暴走族のリーダーとしての超つよい顔の二つの面も持っていた。間もなく仲間の呼び出しに単車の待つ校庭へ出向く江口。数分後、湘南の潮風の中、江口、親衛隊長の晃、丸川、桜井、旗持ち原沢の略して“湘爆”こと、湘南爆走族はマシンをぶっ飛ばしていた。途中、路上で隊員勧誘のためのプロモーションビデオの撮影に大忙しの宿命のライバル“地獄の軍団”にガンくれて、彼らはラーメンショップじぇんとる麺をめざす。そこのマスター茂岡は、湘爆の初代親衛隊長である。金欠で一杯のラーメンをとりあう湘爆のメンバーたち。その頃、横浜をおさえた荒くれ集団“横浜御伽”は湘南進出をもくらみ、他グループの席巻を開始した。まずは湘南を爆走中遭遇した地獄の軍団を叩きのめし、リーダーの権田を病院送りに。また、晃は恋人民子とデート中、民子にチョッカイを出した彼女の中学の先輩だという横浜御伽の神林と乱闘になる。一方、横浜へ銀色の刺繍糸を買いに出た江口と副部長津山の前にも御伽の面々が現われ、喧嘩を売って来た。とうとう御伽から挑戦状が叩きつけられた。それを受けた晃はひとりで決着をつけると長者ヶ崎へ向かう。御伽のリーダー城崎の妹・奈美は前々から江口に憧れていて決闘をやめさせようと波打際高校を訪れた。長老ヶ崎へと単車を走らせる湘爆たち。それを病院の窓から見つけた権田も抜け出し、地獄の軍団も向かった。闘いの結果、江口と城崎のきもだめしで結着をつけることになり、江口の勇気に城崎は負けた。
■解説
バイクを走らせたら関東一の5人組、湘南暴走族を描いた青春コメディー。『少年KING』連載中の吉田聡原作の同名漫画の映画化で、脚本は本作品で監督デビューした山田大樹と「南へ走れ、海の道を!」の和泉聖治の共同執筆、撮影は同作の佐々木原保志が担当。
1987年4月25日 より
- 配給:東映
- 製作国:日本(1987)
■スタッフ
監督 | 山田大樹 (ヤマダダイキ) |
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脚本 | 山田大樹 (ヤマダダイキ) 和泉聖治 (イズミセイジ) |
原作 | 吉田聡 (Satoshi Yoshida) |
企画 | 翁長孝雄 坂上順 (サカガミスナオ) 佐藤和之 (サトウカズユキ) |
撮影 | 佐々木原保志 (ササキハラヤスシ) |
美術 | 大嶋修一 (オオシマシュウイチ) |
音楽 | 若草恵 (ワカクサメグミ) |
音楽プロデューサー | 嵐ヨシユキ (ランヨシユキ) |
主題曲 | 桃太郎 (モモタロウ) |
録音 | 林鉱一 (ハヤシコウイチ) |
照明 | 渡辺三雄 (ワタナベミツオ) |
編集 | 田中修 |
助監督 | 井上文雄 (イノウエフミオ) |
スチール | 原田大三郎 (Daisaburo Harada) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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江口洋介 (Yosuke Eguchi) | 江口洋助 |
織田裕二 (Yuji Oda) | 石川晃 |
村沢寿彦 | 丸川角児 |
我王銀次 (ガオウギンジ) | 原沢良美 |
佐藤健 (Takeshi Sato) | 桜井信二 |
清水美砂 (シミズミサ) | 津山よし子 |
杉浦幸 (スギウラミユキ) | 三好民子 |
須藤正裕 (スドウマサヒロ) | 茂さん |
杉本彩 (スギモトアヤ) | 桃山マコ |
翔 (ショウ) | 権田二毛作 |
佐久間哲 (サクマサトル) | 瀬島 |
竹内力 (Riki Takeuchi) | 城崎挺士 |
加藤麻里 (カトウマリ) | 城崎奈美 |
森一馬 (モリカズマ) | 神林拳士 |
湊ひろ子 (ミナトヒロコ) | 杏奈 |
小鹿番 (Ban Kojika) | 桜井のおやじ |
松崎しげる (Shigeru_Matsuzaki) | 斉藤 |
国広富之 (クニヒロトミユキ) | 橋本 |
梅津栄 (ウメヅサカエ) | 静岡銘茶の業者 |
榎木兵衛 (Hyoe Enoki) | 屋台のおやじ |
阿藤快 (アトウカイ) | 先生 |