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作品詳細

  • 女猫(1983)

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

鏡美音子(通称ネコ)は虐げられた女の避難所、現代版“駆け込み寺”平塚産婦人科に勤務する女医だ。三年前、医大生だったネコは、学長、入鹿太郎の息子、守と恋仲にあったが、嫉妬した守の愛人、神崎晶子にメスで刺され、一命はとりとめたものの、コカイン中毒になり、今の院長、平塚琴枝に救われたのである。以来、ネコと琴枝はレズの関係にある。ネコは知り合いのゲイ・ボーイ、シャーリーの店で開かれたパーティーに出ていると、神崎英子という女が箱を持って彼女に近づいて来た。そのとき、英子の箱を狙って銃が発砲されるが、弾はそれて、ゲイ・ボーイのトミィが倒れた。箱の中味は頭骸骨で、それを復元すると英子の顔になった。それは英子の妹の晶子で、妹は、守とドライブに出て失踪してしまったのだ。英子は守と一緒に妹の行方を探し、その間、二人は関係を持ち、英子は守の子を身ごもっていた。しかし、子供を堕ろさせられ、英子は守が妹を殺したと疑いを持ち、ネコの所にやってきたのだ。入鹿太郎は守の政略結婚を進めており、英子や事情を知ったネコの命を狙いはじめる。太郎は、かつて、琴枝が誤診で患者を死なせたという弱味を握っており、彼女を使ってネコを殺そうとする。琴枝はメスでネコを狙うが、すんでのところでシャーリーに助けられる。そしてネコとシャーリーは太郎に反撃を開始する。そんな中で、レズのネコとゲイ・ボーイのシャーリーはどちらからともなく抱き合い、体を重ねる。男として、女としての陶酔感に浸る二人。守の式の日、理容師に化けたネコが太郎の喉を一閃し、シャーリーは守を廃工場に連れ去る。そこでは部下たちとの銃撃戦が始まり、その中で守は倒れていく。あるホテルの前で、ネコはシャーリーを待っている。シャーリーの姿が見え、抱き合おうとするその瞬間、シャーリーは膝から崩れ落ちていく。ネコは茫然と立ちつくしている……。



■解説

非道な手段で女たちを毒牙にかけ、私腹を肥やしていく医科大の学長に戦いを挑む女医とゲイボーイの姿を描く。脚本は「アイコ十六歳」の内藤誠と桂千穂の共同執筆、監督は「ミスターどん兵衛」の山城新伍、撮影は「3年目の浮気」の前田米造がそれぞれ担当。

  • 1983年12月23日 より

  • 配給:その他
  • 製作国:日本(1983)

■スタッフ

監督 山城新伍 (ヤマシロシンゴ)
脚本 内藤誠 (ナイトウマコト) 桂千穂 (Chiho Katsura)
企画 大畑信政 進藤貴美男 (シンドウキミオ)
プロデューサー 岡田裕 (Yutaka Okada) 沢井悠一 (サワイユウイチ)
制作補 新津岳人 (アラツタケヒト)
撮影 前田米造 (マエダヨネゾウ)
美術 菊川瑛江
音楽 森本太郎 (モリモトタロウ)
録音 木村瑛二 (キムラエイジ)
照明 川島晴雄 (カワシマハルオ)
編集 鈴木晄 (スズキアキラ)
助監督 村上修 (ムラカミオサム)
スチール 野上哲夫

■キャスト

俳優名 役名
早乙女愛 (サオトメアイ)  鏡美音子
伊東幸子 (イトウサチコ)  平塚琴枝
岩城滉一 (イワキコウイチ)  シャーリー
名和宏 (ナワヒロシ)  入鹿太郎
水上功治 (ミズカミコウジ)  入鹿守
深江章喜 (フカエショウキ)  大林武彦
大塚良重 (オオツカヨシエ)  神崎英子
大塚良重 (オオツカヨシエ)  神崎晶子
美露   トミィ
せんだみつお (Mitsuo Senda)  丈二
青木琴美 (アオキコトミ)  皆川あかね
仁科まり子 (ニシナマリコ)  裕美
佐藤京一 (サトウキョウイチ)  三上
片桐竜次 (カタギリリュウジ)  安部
沢まどか (サワマドカ)  ジュリー
高橋明 (タカハシアキラ)  刑事
中原博美智 (ナカハラヒロミチ)  映画スター

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