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作品詳細
女高生偽日記
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。六本木を歩いていた女高生のリカは、モジャというカメラマンにビニ本のモデルにならないかと声をかけられる。ノーパン喫茶で何百万円も稼いだというクラスメートの話を聞いたことのあるリカは、誘われるままについていった。モジャの助手の短太郎は、リカのういういしい姿にうしろめたさを感じていた。スタジオに入ったリカは、そこで、スタイリスト、モデル、助手などがセックスに狂っているのを目撃するが、気にならない風をよそおって服を脱ぎはじめた。場所を変え、ラブホテルでの撮影になったときは、ビニ本編集長もカメラマンとして参加、きわどいアングルを狙い、リカは恥毛を剃られてしまった。撮影後、カメラマンがリカを犯そうとするが、短太郎が邪魔に入った。短大郎は気落ちするリカをなぐさめようと、ジャズバーへ誘った。しかし、そこはとんでもない所だった。店内はマリファナの香りに包まれ珍妙な客ばかりが集まり、農厚なセックスに耽っている。リカは官能の誘惑に負けて、妖しく迫る男たちに体をまかせ、縛りあげられ、ジャムやマヨネーズを塗りたくられる。体中を舐められ、恐怖と快楽の極みで、悲鳴とも愉悦ともつかぬ声をあげて失神してしまう。リカは自分の部屋で目を覚ました。書きかけの日記帳から白日夢たったことを知るリカ。リカは秘部に手をやり、自慰を始めた。そこへ、弟が入って来て「アッ」と息を飲んだ。リカは弟をベッドに導くと、裸になっていった。
■解説
大人を夢見る女高生の幻想の中での男たちとの官能の世界を描く。脚本は「ANO・ANO 女子大生の基礎知識」の中原俊弘と「クライマックス 犯される花嫁」の熊谷禄朗の共同執筆、監督は『写真小説』『アラギンZ』などの著書がある、今、話題のカメラマン、荒木経惟が初めて映画に取り組み、撮影は「女高生 恥ずかしい瞬間」の森勝がそれぞれ担当。
1981年11月27日 より
- 配給:にっかつ
- 製作国:日本(1981)
■スタッフ
監督 | 荒木経惟 (アラキノブヨシ) |
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脚本 | 中原俊弘 (ナカハラトシヒロ) 熊谷禄朗 |
企画 | 佐々木志郎 (ササキシロウ) 成田尚哉 (ナリタナオヤ) |
企画協力 | 平林猛 |
プロデューサー | 中川好久 (ナカガワヨシヒサ) 結城良煕 (ユウキヨシヒロ) |
撮影 | 森勝 (モリマサル) |
美術 | 橋本俊雄 (ハシモトトシオ) |
音楽 | 中村誠一 (ナカムラセイイチ) |
録音 | 東音スタジオ |
照明 | 渡辺三雄 (ワタナベミツオ) |
編集 | 菊池純一 (キクチジュンイチ) |
製作担当 | 青木勝彦 (アオキカツヒコ) |
監督補 | 中原俊弘 (ナカハラトシヒロ) |
助監督 | 高橋安信 |
スチール | 宇崎竜童 (ウザキリュウドウ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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荒井理花 (アライリカ) | 荒井リカ |
森村陽子 (モリムラヨウコ) | 川崎純子 |
萩尾なおみ (ハギオナオミ) | 千葉香織 |
浅見小四郎 (アサミコシロウ) | 野島短太郎 |
小池雄介 (コイケユウスケ) | ビニ本編集長 |
島村謙次 (シマムラケンジ) | 中年の男 |
吉原正皓 (ヨシハラマサヒロ) | モジャ |
港雄一 (ミナトユウイチ) | 初老の男 |
影山英俊 (カゲヤマヒデトシ) | マスター |
関口陽一 (セキグチヨウイチ) | ボンボン風学生 |
ボブ・ジャクソン | 黒人 |
中村誠一 (ナカムラセイイチ) | ジャズバー・サックス奏者 |
市川秀夫 (イチカワヒデオ) | ジャズバー・ピアニスト |
青島信幸 (アオシマノブヒデ) | ジャズバー・ベーシスト |
へニー木庭 | ジャズバー・ドラマー |
吉沢由紀 (ヨシザワユキ) | 吉原由紀 |
江崎和代 (エザキカズヨ) | 川口加世子 |
小川亜佐美 (オガワアサミ) | ジャズバーの客 |