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作品詳細

  • 夏の別れ

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

真夏の湘南海洋。十八歳の須田浩は高校卒業後も、さしたる目的もなく無気力な毎日を送っている。浩は、海岸の喧噪を無視するかのように仲に浮かぶ豪華な帆船に向って泳ぎだした。そこで彼は、さんさんと降りそそぐ大陽の下で、アポロのような男と、ヴィーナスのような女のセックスを見た。開放的かつ健康的な男女の交りは、今日まで浩が抱いていたセックスのイメージを打ち砕いた。この一瞬から、浩は自分のヴィーナスを求めはじめた。浩に思いを寄せる少女に誘われて付いて行った彼は、途中、ヴィーナスに出会った。彼女の名は磯村響子という売れっ子のファッションモデル。浩は執拗に接近するが、響子は相手にしない。そこへ、田というルポライターの男が現れ、浩の積極的な行動に彼女の男性遍歴を話した。その話に、ますます想いをつのらせる浩のアタックは幸運にも、響子との一夜のベッドインとなった。しかし、数日後、浩は海辺のレストランのテラスで深刻な顔で向いあっている響子と田の姿を目撃する。田と響子の間には、かって深い関係があり、今、それは冷たいものとなっていた。暫くして、浩に再び響子と会えるチャンスがめぐってきた。沖に浮かぶ帆船に向って、浩は泳ぎ出した。そして、船の中で、浩は血まみれになって死んでいる響子と田の二人を発見した。二人は自殺したのか。浩は愕然とするだけたった。浩の夏が終ろうとしている。



■解説

ヨットに憧れる少年の胸を走りすぎて行ったひと夏の出来事を描く。脚本家、中島丈博がライターの立場から映画を製作するために設立した中島丈博ぷろだくしょん第一回作品。脚本は「五番町夕霧楼(1980)」の中島丈博、監督はこの作品がデビュー作となる東映出身の井上眞介、撮影は小林達比古がそれぞれ担当。

  • 1981年10月10日 より

  • 配給:東映セントラルフィルム
  • 製作国:日本(1981)

■スタッフ

監督 井上眞介 (イノウエシンスケ)
脚本 中島丈博 (ナカジマタケヒロ)
企画 中島丈博 (ナカジマタケヒロ)
製作 中島丈博 (ナカジマタケヒロ) 阿部雄二 (アベユウジ)
プロデューサー 中村賢一 (ナカムラケンイチ)
制作補 莟宣次 (ツボミセンジ)
撮影 小林達比古 (コバヤシタツヒコ)
美術 山下宏 (ヤマシタヒロシ)
音楽プロデューサー 東元晃
録音 矢野勝久 (ヤノカツヒサ)
照明 上村栄喜
編集 宮澤誠一 (ミヤザワセイイチ)
助監督 萩谷泰夫
スチール 野上哲夫

■キャスト

俳優名 役名
安藤一夫 (アンドウカズオ)  須田浩
萬田久子 (Manda Hisako)  機村響子
麻生えりか (アソウエリカ)  前田美紀
滝田栄 (タキタサカエ)  田俊介
佐々木すみ江 (ササキスミエ)  おふくろ
井川比佐志 (Hisashi Igawa)  おやじ
五十嵐めぐみ (イガラシメグミ)  須田美也子
平田昭彦 (ヒラタアキヒコ)  朝倉
小林薫 (Kaoru Kobayashi)  戸張
倉崎青児 (クラサキセイジ)  松原
北川裕司   谷口
小宮守 (コミヤマモル)  青木
美加里   アサ子
溝口舜亮   杉浦
星野一義 (ホシノカズヨシ)  今野
津嘉山正種 (Masane Tsukayama)  ハーバーマスター
立木義浩 (タチキヨシヒロ)  カメラマン
粟津號 (アワヅゴウ)  カメラ助手
青木和代 (アオキカズヨ)  朝倉家別荘女中
渡辺裕之 (ワタナベヒロユキ)  アポロのような男
あき竹城 (アキタケジョウ)  女相撲のような女1
角田淑子   女相撲のような女2
西村英子 (ニシムラエイコ)  女相撲のような女3
扇ひろ子 (オウギヒロコ)  上流階級の女
内田あかり (ウチダアカリ)  上流階級の女
伊藤淳一 (イトウジュンイチ)  警官1
幸英二 (ユキエイジ)  警官2
原沢雅彦 (ハラサワマサヒコ)  ヨット部員1
西村寿規   ヨット部員2
松田芳久 (マツダヨシヒサ)  ヨット部員3

愛がなんだ









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