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作品詳細

  • 遠雷(1981)

    (原題:The Far Thunder)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

満夫は僅かな土地にしがみついてトマトを栽培している。先祖代々の土地は、父が売ってしまい、豪華な家を建てたが、今は家を出てバーの女、チイと同棲している。兄も百姓を嫌って、東京でサラリーマンをしている。家に残っているのは満夫と母と祖母の三人だけだ。日々のいらだちをトマト栽培にまぎらわす満夫にお見合の話がきた。あや子という相手は、まんざらでもない女だ。子供をペロリと産みそうだ。二人はその日にも、モーテルで抱き合った。父が帰って来た。世話になった人が立候補するので、選挙の手伝いをするという。母も父の浮気のことなど忘れて、調子に乗っている。その頃、子供の時からの友人・広次が工業団地に住む人妻、カエデと駆け落ちした。カエデは満夫のビニールハウスにトマトを買いに来たこともあり、関係を結んだこともある。いらだつ満夫に、追いうちをかけるような事件が続いた。トマトが大量発生したアブラムシで全滅してしまった。そして、父も選挙違反で警察にあげられてしまった。あや子の父の希望で、村一番の盛大な結婚式をあげている晩、広次が帰ってきた。カエデを殺してきたと言う。盛大な宴の歓声が母屋から聞こえてくる。ハウスの中で広次は告白しながら泣いた。そして「稲刈り、頼んだぜや」と言い残して自首した。警察を出た父はそのままチイとどこかへ行ってしまった。残された満夫とあや子が腐ったトマトを燃していると不動産屋がやってきて土地を売ってくれと言う。満夫は猛烈な勢いで不動産屋を追い返した。はるか遠くで、雷が鳴っている。



■解説

宇都宮を舞台に、都市化の波に流される人々の中で、土地にしがみつき、トマト栽培に賭ける青年の姿を描く。野間新人文芸賞を受賞した立松和平の同名の小説の映画化で、脚本は「ひと夏の体験 青い珊瑚礁」の荒井晴彦、監督は「狂った果実(1981)」の根岸吉太郎、撮影は「スローなブギにしてくれ」の安藤庄平がそれぞれ担当。

  • 1981年10月24日 より

  • 配給:ATG
  • 製作国:日本(1981)

■スタッフ

監督 根岸吉太郎 (Kichitaro Negishi)
脚本 荒井晴彦 (Haruhiko Arai)
原作 立松和平 (タテマツワヘイ)
企画 多賀祥介
製作 樋口弘美 (ヒグチヒロミ) 岡田裕 (Yutaka Okada) 佐々木史朗 (ササキシロウ)
制作補 成田尚哉 (ナリタナオヤ) 栗原啓祐
撮影 安藤庄平 (アンドウショウヘイ)
美術 徳田博 (トクダヒロシ)
音楽 井上尭之 (イノウエタカユキ)
録音 飛田喜美雄 (トビタキミオ)
照明 加藤松作 (カトウショウサク)
編集 鈴木晄 (スズキアキラ)
助監督 中原俊弘 (ナカハラトシヒロ)

■キャスト

俳優名 役名
永島敏行 (Toshiyuki Nagashima)  和田満夫
ジョニー大倉 (Johnny Ohkura)  中森広次
石田えり (Eri_Ishida)  花村あや子
横山リエ (ヨコヤマリエ)  カエデ
原泉 (ハラセン)  満夫の祖母
七尾伶子 (Reiko Nanao)  満夫の母
蟹江敬三 (Keizo Kanie)  カエデの亭主
根岸明美 (ネギシアケミ)  あや子の母
森本レオ (Reo Morimoto)  和田哲夫
鹿沼えり (カヌマエリ)  和田敏江
江藤潤 (エトウジュン)  農協職員
藤田弓子 (Fujita Yumiko)  チイ
ケーシー高峰 (ケーシータカミネ)  満夫の父

愛がなんだ









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