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作品詳細
愛欲生活 夜よ、濡らして
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。友絵は新宿を中心に客をとる売春婦だ。先輩の和江より美人の友絵に客は集まる。友絵は、かつてガソリン・スタンドで働いており、同僚の青野と交際していた。二人でドライブに出たとき、三人組に友絵は強姦され、青野はその場から逃げだした。そこへ、今のヒモの篠田がやってきて、彼女をなぐさめた。強姦され、すてばちとなった彼女はそのままズルズルと娼婦になった。篠田や和江のヒモの柿沼は狙った素人の女に接近、あらゆる手段で娼婦に仕立てた。友絵の強姦事件も篠田が仕組んだのだ。友絵はいくらで自分が買われているのか知らない。篠田から生活に困らない金を貰っているだけだ。将来はバーを二人で開こうという篠田だが、友絵の稼いだ金は、ギャンブルでスッてしまう。さらに、篠田のツケで、タダで変態男の客を抱かされたりもする。ある日、客に青野がついた。戻って来るようにと説得する彼を、「早くしてよ」と友絵は無視する。しかし、篠田の横暴に将来を絶望した友絵は、青野のアパートを訪ねた。そこには、昔スタンドで一緒に働いていた実子がおり、「あんた売春婦なんだってね」と部屋に入れてくれない。夜の街を彷徨う友絵に行く所はない。結局、篠田の部屋に戻った友絵は、そこにいた彼の仲間の安本に「あんな男でも役に立ちたい」と細く呟いた。そんな彼女に、安本は、篠田がヤクザとモメ事を起し殺されたことを告げる。友絵はグッタリと放心するのだった。
■解説
夜の東京を舞台に、娼婦たちとそのヒモとの生活を描く。脚本は「団鬼六 花嫁人形」のいどあきお監督は「宇能鴻一郎の開いて写して」の西村昭五郎、撮影は「制服体験トリオ わたし熟れごろ」の山崎善弘がそれぞれ担当。
1981年7月10日 より
- 配給:にっかつ
- 製作国:日本(1981)
■スタッフ
監督 | 西村昭五郎 (ニシムラショウゴロウ) |
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脚本 | いどあきお (イドアキオ) |
企画 | 進藤貴美男 (シンドウキミオ) |
プロデューサー | 成田尚哉 (ナリタナオヤ) |
制作補 | 三浦増博 (ミウラマスヒロ) |
撮影 | 山崎善弘 (ヤマザキヨシヒロ) |
美術 | 渡辺平八郎 (ワタナベヘイハチロウ) |
音楽 | 甲斐八郎 (カイハチロウ) |
録音 | 信岡実 (ノブオカミノル) |
照明 | 田島武志 |
編集 | 西村豊治 |
助監督 | 堀内靖博 (ホリウチヤスヒロ) |
スチール | 井本俊康 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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風祭ゆき (カザマツリユキ) | 仁科友絵 |
中田譲治 (ナカダジョウジ) | 篠田竜夫 |
麻吹淳子 (マブキジュンコ) | 丸西和江 |
太田あや子 (オオタアヤコ) | 高森シノブ |
萩尾なおみ (ハギオナオミ) | 西尾実子 |
丹古母鬼馬二 (タンコボキバジ) | 安本銀二 |
明石勤 (アカシツトム) | 青野二郎 |
清水国雄 (シミズクニオ) | 柿沼 |
磨のぼる | 若い男A |
鈴木信之 (スズキノブユキ) | 若い男B |
新井新一 (アライシンイチ) | 若い男C |
谷口芳彰 | ヤクザ風の男 |
桐山栄寿 (キリヤマ) | サラリーマン風の男A |
団巌 (ダンイワオ) | 高級ホテルの男A |
吉原正皓 (ヨシハラマサヒロ) | ラブホテルの男A |
岩手太郎 (イワテタロウ) | ラブホテルの男B |