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作品詳細
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
(原題:The 6 Ultra Brothers vs. the Monster Army)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。突然、太陽の活動が激しくなり、燃えさかる炎となって、地球に接近し始めた。焼けるような太陽が降りそそぐタイ国の寺院の広場では、伝説の白猿ハヌマーンのお面をかぶった少年コチャンと友達のアナンダ2人による雨乞いの踊りが行なわれていた。ちょうどそのころ、ドーナ第七ロケット基地においても、地球の異常事態を救うため、ヴイルット博士の人工雨の実験準備が進められていた。しかし、その踊りが最高潮になったとき、三人の盗賊が寺院に侵入し、黄金の仏像の首を奪い、立ちむかってきたコチャンを殺害して逃走した。宇宙の彼方、M78星雲、ウルトラの星でこの様子を見ていた、ウルトラの母と6兄弟は、勇気あるコチャンの死を哀しみ、そっと地球に手を差しのべ、コチャンの死体に“白猿ハヌマーン”の魂を招き与えた。ハヌマーンとなって地球に帰ってきたコチャンは、3人の盗賊に復讐し、日射病によくきくサンユラントリチャワーの花を探した。一方、人工雨の実験の最中に、大爆発がおこり、それで発生した地震のために、大岩盤が2つに割れ、その下で眠っていた怪獣、ゴモラ、アストロモンス、ダストパン、タイランド、ドロボンらが姿を現わし、基地一帯を破壊し始めた。この時、サッソウとハヌマーンが現われ、5頭の怪獣を相手に戦いがはじまった。そこへM78星雲から、ウルトラ6兄弟のゾフィ、ウルトラマン、セブン、新マン、エース、タロウが飛来してきて、怪獣を全滅させた。太陽はすっかり静まり、地球には再び平和がもどるのだった。
■解説
タイの伝説の神の命を与えられた少年とウルトラ6兄弟が、人工雨ロケット発射失敗から起こった大地震で現われた5頭の怪獣を退治するという怪獣映画。脚本は若槻文三、淡豊明、ソンポート・SAEGDUENCHAI、監督はテレビ出身の東條昭平。撮影は町田敏行がそれぞれ担当。
1974年3月17日 より
- 配給:富士映画
- 製作国:タイ 日本(1974)
■スタッフ
監督 | 東條昭平 (Shohei Tojo) |
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特撮監督 | 佐川和夫 (Kazuo Sagawa) |
脚本 | 若槻文三 (Bunzo Wakatsuki) 淡豊明 ソンポート・SAEGDUENCHAI |
製作 | 円谷皐 (Noboru Tsuburaya) ソンポート・SAEGDUENCHAI 伊藤久夫 (Hisao Ito) |
撮影 | 町田敏行 (Toshiyuki Machida) |
美術 | 天沢哲三 |
照明 | 佐山五郎 (Goro Sayama) |
編集 | 柳川義博 (Yoshihiro Yanagawa) |
制作主任 | 川口秀雄 |
助監督 | 中島俊彦 (Toshihiko Nakajima) |
記録 | 堀ヨシ子 |
特撮撮影 | 佐藤貞夫 |
特撮照明 | 鎌田靖男 |
特撮美術 | 島崎尭司 |