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作品詳細

  • セント・ヒヤシンス物語

    (原題:St. Hyacinthe)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ジャック・ラローズ(リシャール・ニケット)は十年近く外国勤務の大使館秘書として働いたあと、セント・ヒヤシンスに戻って来た。帰郷するとすぐ公証人をしている友人のところを訪ね、祖母の残してくれた遺産を受け取った。ひとしきり昔の話に花を咲かせた二人の話題は親友のピエロー・ジョワイヤル(ルーク・マット)のことだった。今は定職もなく妻スザンヌ(アンドレ・ペルチエ)とも別れ、毎日酒場で酔いつぶれる自堕落な生活を送っているという。ラローズは酒場でビール瓶の山にうもれているピエローを見つけ、それぞれの十年間を語り合い、そして、ラローズはピエローに祖母から受け継いだ古い家を一緒に修理しようと提案した。間もなくピエローはガールフレンドのルシー(ルイズ・ポルタル)をつれて来た。もともと器用で身軽なピエローと、力自慢のラローズ、二人の食事の世話をするルシーとの共同生活が始まった。ある日ルシーはラローズの本の間からマリア・テレーザと書いてあるメキシコ女性の写真を見つけた。どういう女性なのかとしつこく聞きたがるルシーに対して、ラローズはあまり話したがらない。遂にはメキシコヘ行ってみたいと言い出したルシーに対してピエローが怒ってしまい大げんかになり、ルシーは家を出ていってしまった。二人の男は町ヘトップレス・ショーを見に行ったり、酒場で飲んだりして気を紛らわせた。そしてラローズは女性に対するコンプレックスのことを、ピエローは自分の挫折の経過を腹を割って話し合った。ピエローはルシーを迎えに行き、家の修理は進んでいった。家が新しくなるとともにピエローは自分を取りもどし逆にラローズは目標を失い、無口になっていった。そんな友を見てピエローはメキシコ行きを提案した。メキシコでルシーが探し出したマリア・テレーザ(M・ボーリュー)はすでに人妻になっていたが、彼女からの手紙でラローズは何かがふっ切れたように明るくなった。ピエローの提案でセント・ヒヤシンスでメキシコ料理の店を始め、冬を迎える頃には店を軌道に乗せた三人の充ち足りた顔があった。



■解説

カナダ・ケベック州のセント・ヒヤシンスの街を舞台につづる愛と友情の物語。監督は「Keiko」(79)で日本の若い女性の姿を描いたクロード・ガニオン。同監督の自伝的色彩が濃く、彼自身が脚本、編集にあたり、彼と夫人のユリ・ヨシムラ・ガニオンが製作。撮影は「Keiko」のアンドレ・ペルティエ、音楽はジューン・ウォラックが担当。出演はリシャール・ニケット、ルーク・マット、ルイズ・ポルタルなど。イーストマン・カラー、スタンダード(日本ではビスタサイズで上映)。

  • 1982年9月10日 より

  • 配給:富士映画
  • 製作国:カナダ(1982)

■スタッフ

監督 クロード・ガニオン (Claude Gagnon)
脚本 クロード・ガニオン (Claude Gagnon)
製作 クロード・ガニオン (Claude Gagnon) ユリ・ヨシムラ=ガニオン (Yuri Yoshimura-Gagnon)
撮影 アンドレ・ペルティエ (Andre Pelletier)
音楽 ジューン・ウォラック (June Wallack) ジューン・ウォラック (June Wallack)
編集 クロード・ガニオン (Claude Gagnon)
字幕 戸田奈津子 (Natsuko Toda)

■キャスト

俳優名 役名
リシャール・ニケット (Richard Niquette)  Larose
ルーク・マット (Luc Matte)  Pierrot
ルイズ・ポルタル (Louise Portal)  La Luce
Camille Pelletier (Camille Pelletier)  Suzanne
Noemie Gelinas (Noemie Gelinas)  Marilou
Madeleine Dubreuil (Madeleine Dubreuil)  Johanne
Alain Gelinas (Alain Gelinas)  Ti Georges
Maggie Beaulieu (Maggie Beaulieu)  Maria Theresa

愛がなんだ









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